前のエピソード――堅苦しい緊縛の世界

まず最初に、レビューを頂きありがとうございます。

決して万人受けする内容ではないので、スルーされてしまうだろうなぁと思っておりました。

一度完結にしましたが、もう少し書いてみることにします。

さて、世の中には様々な性癖を持つ人がいます。どこからが変態か？　これは、非常に難しい事です。人により線引きが全く異なります。

私のようにＳＭがノーマルで、普通のＳ○Ｘが変態行為に見える場合もありますしね。

　様々な人と意見交換するうちに、その性癖の多種多様性には驚くばかりです。こんな性癖の人もいるのか！！　と新たな発見があったときの喜びは癖になります。

　私はいかなる性癖も否定はしません。例え理解は出来なくとも、それを否定してしまっては、呼吸を止めろと言っているようなものです。

　さて、ここでちょっと調べてみましょう。変態とは？

『一般的に健全でないとされる性的嗜好。ただし、何が健全でないかは時代や地域により大きく異なる。＊Wikipediaより引用』

　そう、「変態」というものはそもそもがあやふやなのです。その時々の社会の偏差値から外れた性的嗜好を持った場合にそう呼ばれるのです。例えば、禁忌とされている食人やス○トロが、未来はノーマルとされる場合もあるのです。まあ、限りなく可能性は低いですが……。

　ちなみに、私は不味いと聞いているので食人にはあまり興味がありませんが、ス○トロはちょっと気になっております。好奇心旺盛なもので（笑）

　このように、一度「目覚めて」しまうと、次々に別世界を開拓していくのも、「変態」と呼ばれる性癖の持ち主の特徴かもしれません。色々な例を見ております。開きすぎてオールラウンダーになってしまった、ある高名な鞭職人を知っております。彼の飽くなき探究心には本当に敬意を表します。数少ない本物の変態様ですね。私ごときなど、まだまだ甘いです。駆けだしのひよっこです。

　なお、この鞭職人様と食事する時、ス○トロ関連の話題の場合は「大なり小なり」と言う事にしています。公共の食事の場では、さすがにヤバいというくらいの良識はありますから。

　とまあ、思うままに書いたので散文になってしまいましたが、「変態」といっても決して一括りに出来ない事を承知して頂きたいと思います。

　SMだけ突出して表に出てしまったため、なにやら妙な事になっておりますが、変な押しつけはやめて頂きたいと思います。それは、相手を傷つける行為ですので……。