バカによるバカのための異世界召喚
雪音
第1話トイレで異世界召喚されました。
異世界召喚それは…
神 「人柄で取り柄のない人が急に目の前がクラクラして倒れてとりま目が覚めたらエルフ族とかいろんな種族がいて持ち物はジャックナイフと必要最低限の小道具でやり取りしヒロインとその世界の攻略する事を目指す事である」
これはとあるバカのために神様の慈悲で起きた「こいつ馬鹿だから異世界召喚で痛い目に合わそう」的な物語である。
俺の名前は佐藤悠真 顔のルックス以外は高校の成績オール2のダメ男である。20××年それは学校の休憩時間に起きた。
女子高生「見て見てあの人かっこよくない?」
女子たちがざわつき始める。
悠真「今日も相変わらず呑気なこった。成績が悪くてもこの顔のルックスさえあればモテて貢がれるのだからな〜」
女子高生「でもなんで毎回トイレにこもるんだろ?」
神「そう意外とこの男トイレに行くのが早いのだ」
悠真「うぉぉぉぉぉ、腹が降り始めたー!やばい次の授業までに間に合わないぞ!もし授業に間に合わなかったら大抵のやつはウンコマンというレッテルをつけられ一生馬鹿にされるんだ!」
授業開始のベルが鳴る
悠真「あぁ。俺の人生完璧に終わりだ。」
目を閉じて気絶し目を覚ました先にはさっきのトイレとは違う扉だった。
悠真「えっなんで?トイレのドアが変わってる?いや無いな!うん。これはない!何かの夢だーー!」
悠真「いや無いはずー!」
隣のトイレの人が「うるせーぞ」という高校生の声とは思えない野太い声を発した!
悠真「いやいや状況が全く掴めないんだけど!!!とりあえずドアを開けて」
扉を開けた先には耳が長いエルフ族 半獣族 小人族などがいて上を見上げたらドラゴンが通り過ぎて行った。
悠真「なんだよここ何処だよ!ふざけろよ!なんで扉開けたら半獣族とかいんだよ!」
謎の声「ここはミューテルという街だ。現実世界の貴様は死んだ。だからここで生活してもらう。」
悠真「誰だよ!ってかこの声の主のお前何処にいるんだよ」
謎の声「私か?私は貴様を異世界に召喚した神だ!こんなこと言うのもあれだが貴様はさっきトイレで死んだため私が仕方なく異世界に召喚してやったのだ」
悠真「意味わかんねーよ!俺がトイレで死んだ?んな事ある訳ねぇだろ!」
しかし目の前をとある異世界人に現実を思い知らせる。
悠真「いや、トイレで死ぬとか俺の人生なんなんだよ!どんな死に方だよ!きっと現実世界でみんなトイレで死んだ俺のことをあざわらってるに決まってる」
神「まぁなんだ!無様に死んだ君に敬意を込めてとりあえずの武器をやろう」
悠真「なんだこれ?」
悠真の手にはiphoneより大きくガラスのように薄いタブレットが目の前に出てきた
神「そのタブレットは今後お前の異世界での生活を支える重要な道具になるだろう」
神「とりあえずそのタブレットの中に武器選択があるだろ。その中から好きなものを選べ!」
タブレットの選択欄には剣、斧、双剣、杖その他諸々などがあった
悠真「終わったものは仕方ない。第2の人生という事で気張らないとな!まぁ見る限りではいろいろあるなー!俺は攻撃系が好きだからまぁ無難に剣といきましょうか」
悠真が剣を選ぼうとしたその時タッタッタと走る音が聞こえ音がどんどん大きくなっていき、勢いよくぶつかってしまった!そこには異世界人ではない普通の女の子が。
謎のショートヘア美少女「いやー!すみませーん!急いでたもので」
悠真「いえいえこちらこそすみませんねー!ってえっ?」
悠真の手がタブレットに当たっていた。手が触れてる先には鍬があった!
神「では貴様に鍬を渡そう!人間の底辺から上がるように頑張るのだぞ!」
悠真「いや待てよ!!鍬ってなんだよ!農民か?農場でもやっとけってかーーーー!!!!」
謎のショートヘア美少女「どうかしましたか?」
悠真は振り返り「どうしましたか?じゃねーーよ!お前がぶつからなかったら鍬なんて押してねーよ!」
謎のショートヘア美少女「はっ?なに急に怒鳴って?お前頭いかれてるの?」
悠真「見るからに馬鹿そうなお前に言われたかねーよ」
謎のショートヘア美少女「ほほー言ってくれますねー!さっき言われた事も気にくわないし勝負といきましょう!ルールは至って簡単!貴方と私どちらが強いのか剣術勝負です!」
悠真は頭は馬鹿だがプロゲーマーとしての資格はあった
悠真「上等だコラーー!この際どっちが強いか恨みっこなしのゲームにしよーやー!まずはてめぇの素性から明かしやがれ」
謎のショートヘア美少女「まぁいいわ!私の名前は優姫!
生まれも育ちもミューテル!ミューテルの王女の私に勝てるなんて思わないで!」
悠真「上等だ。剣術勝負のったぜ!っで剣を寄こせ」
優姫「いやです。その鍬で私と戦いなさい」
悠真「俺の決定権は?」
優姫「全くもって皆無です!さぁスタートです」
その瞬間優姫の鋭い剣が襲いかかる!
悠真「クソ!急に始めやがって!鍬で戦うのは限界があるぞ!」
優姫「もうネガティブ発言ですか?」
悠真の頭にある事が思いつく。
悠真「そういやさっきのを使えばいいんじゃないか!タブレットを使ってはいけないなどと制限はない!そうとなれば!」
タブレットの内容は目線で確かめれる!が優姫の剣術に目線をやらなければ一瞬でやられるそう思った悠真は
悠真「よいしょっと」
優姫「貴方なぜズボンを脱いでるのですか?」
悠真「脱いではいけないという制限は無かったろ」
優姫「たしかそうですが!そんな汚い不埒な物体を見せないでください!」
優姫が目を閉じた瞬間に悠真はタブレットを見た!タブレットの内容にはスキルという欄があった。
悠真「スキル?これは使えるハハハ」
優姫が目を開けて状況を確認した。
優姫「急に脱ぎだしのはびっくりしましたが、そんなことはすぐ克服できます!」
悠真「幸いにもさっきのタブレットを使ったところは見られてないな!」
優姫は再び剣を悠真に向かって振り始めた!
優姫が「これで終わりです」と言おうとした瞬間優姫の体は倒され地面にぶつかった!そして喉元には鍬があった。
悠真「お前の負けだな」
優姫「なんでどうなってるんですか?」
悠真「お前が振りかかってきた瞬間カウンターを決めたのさ」
悠真はドヤ顔で言った。
悠真「決まった!こんなかっこいい言い方を1回して見たかったんだ!現実世界でやったら中二病扱いされるからな」
優姫「貴方さっきカウンターって言いましたけどそれタブレットのスキルですよね」
悠真「えっ?なぜそれを」
優姫「貴方は馬鹿なんですか?そのタブレットは冒険家に渡されるタブレットなんです!」
悠真「あの神のクソ野朗!なにがこのタブレットは今後お前の生活を支える重要な道具になるだよ」普通の冒険家の支給品じゃねーかよ!」
優姫「私は何はともあれ貴方に負けました。私はミューテルの王女!さぁお金は好きなだけ持って行きなさい!」
悠真「そうだなぁー普通の考え方では金という考えになるな。しかし俺はお前の腕を見込んだ。俺の仲間になってくれ!」
優姫「嫌です」
悠真「えー?断れる立場なのかな?」
優姫「わかりましたよ!貴方の仲間になります」
悠真「よっしゃー!これからよろしくな優姫。」ドヤ
優姫「黙ってください!下半身露出狂」
悠真「じゃーまずはお前王女だからお前の家に行こう」
優姫「なんでそうなるんですか」イラッ
悠真「可愛いなお前も」
優姫は照れをかくしている
悠真「どうした?」
優姫「なんでもないです!早く行きましょう!」
悠真と優姫は城に向かったのであった。しかしその後ろには怪しい姿が…
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