学校から帰ったら自室のドアが魔王城に繋がっていました。

サガ

プロローグ

「ただいま~~」


 学校から帰って帰宅したのは俺、朝日一馬。高校2年生


 そして、


「おかえも~」


 を、言ってくれるのは俺の可愛い妹、朝日静奈。中学2年生


 今日からテスト期間に入り、部活は休み、ちなみに部活はテニス部ね。


 頭の悪い俺は人一倍勉強しなくちゃならない、だから寄り道せず家に帰って勉強しなくちゃならないんだ。


 てなわけでマイルームにGO!


 すでに鞄を開けて教科書を出しながら自分の部屋に入る。


 するとだね、


「勇者様! きっと、きっと助けに来てくださると信じていました」


 と、えらく高そうなドレスを着た巨〇の金髪おねーさんが居たわけですよ。


 しかもよく見ると部屋の内装も広さも全然違うのさ、


 だから俺、金髪おねーさんに言ってやったんだ。


「ごめん、貴女にもいろいろ事情はあると思う。でもこちらにもいろいろと事情があるのです。話なら後で聞くので、今は勉強するからちょっと机貸してください」


 ってね。


 ちなみに金髪おねーさんは気前よく豪華で立派な机を貸してくださったよ。

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