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 君に殺してもらえたら、それはきっと幸福なことだ。

 時折そう言うと、彼は苦虫を噛み殺したような顔をして私を殺した。

 首を切り落とされたり、心臓を貫かれたり、燃やされたり、溶かされたり。

 それでも私は死ねなかった。

 いい加減、そろそろ終わって欲しいと思う。

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