最終章 最終決戦
蛮野のごとく、この先絶対に誰も「ゴルドモジシャン」とは呼ばない
「ここね、
人間に戻った
ちなみに、
「よしっ、いくぞ!」
「最初から最後まで」
「クライマックスで!」
「「イエイ!」」
そしてラスボスのアジトに乗り込んだ。
「どこだ
「出てきなさい!!」
研究所内のドアを蹴り開ける
テンションの上がった2人はヒーローというより、チンピラだった。
「ここか!?」
会議室。
「ここね!!」
食堂。いません。
「じゃあここか!」
事務所。ハズレ。
「今度こそ!!」
トイレ。ラスボスがこんな所で待ち構えているわけがない。
ドアを蹴り破りながら、2人は施設の最深部に到達する。
怪しげな装置。散らばったレポート用紙。ピコピコ光る電子機器。
まさに研究室という名が相応しい部屋だった。
そして部屋の中央には……近代的なデザインの、いかにも重要そうな機械が設置されていた。
「何かしら、このマシン」
その時だった。
「? ペンダントが……」
「……俺のもだ」
いや、『幾』ペンダントだけではない。彼のポケットに眠っている『流』ブレスレットも振動している。
「……」
ふと
すると振動が一層激しくなった。
「やっぱり、このマシンと共鳴している」
「社長の話だと、
「残念、違うよ」
2人の背後からやつの声が、
「この装置は、
「「強制暴走装置?」」
まるで親が愛娘に接するように機械を撫でながら、
「この装置から発せられる特殊な電磁波は、
「じゃあ、今まで町に出没した
「
「おいおい、勘違いしないでくれたまえ。まだ私はこの装置を2回しか使っていない。一了に『壊』を埋め込んだ時と、『屍』の
人差し指と中指を、まるで幼稚園児が蟹さんを作るように、くねくねと動かす
「『屍』……。……! じゃあ、あの
「ご名答。私が
「この外道……!」
「そんなマシン、今すぐぶっ壊してやる……!」
「それは困るな。このマシンで町に散らばった全ての
以前、
町中に散らばった小さな石を全て回収するのは不可能だ、と。
だが石ではなく
発見するのは格段に容易くなる。
だから
「そんなことをしたら、町が
「そうなれば確実に犠牲者が出るぞ!」
「崇高な目的に犠牲は付き物さ。
「……今の言葉で、お前に対する良心も情けも完全に失せた。もう容赦しない。いくぞ、
「オーケー」
怒りが頂点に達した
「やめたまえ。君達の
「やってみなきゃ」
「分からないだろう!!」
同時にドライバーを腰に装着する
「やれやれ。これだから脳筋は……」
この2人に口で言っても分からないと判断した
「変身!」
「変、身!」
――トメル! ハネル! ハラウ! レッツ、カキトリ!!――
――トメル! ハネル! ハラウ! レッツ、カキトリ!!――
「変身」
――トメル! ハネル! ハラウ! レッツ、モジックTIME!――
モジシャンに変身する
対峙する赤青と黄金。
最終決戦の火蓋が切られた。
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登場人物情報が更新されました
・
19歳。中性
ミスコンで銅賞を貰えるほどの容姿を持つ。
彼氏持ち。
赤いモジシャンに変身する。
本当の性別で男で、『女』
好きなライダーは、仮面ライダー電王(超クライマックスフォーム)
・
19歳。男性
青もしくはオーシャンブルーのモジシャンに変身する。
好きなライダーは、仮面ライダーディケイド(通常形態)。
・
40代。男性
ワードカンパニー社長。
白のモジシャンに変身できる。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダー2号。
・
18歳。女性
ワードカンパニーの秘書。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーレーザー(バイクゲーマーLv.2)
・
40代。男性
黄金のモジシャンに変身する。
全ての元凶。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーデューク(レモンエナジーアームズ)
・
29歳。男性。
黒もしくは灰色のモジシャンに変身した。
プロト
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーナイト
・
享年20歳。女性
マゼンダ色のモジシャンに変身した。
プロト
あの世から皆を見守っている。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーオーズ(ガタキリバコンボ)
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