第5章 新たなる力
日常パートにも意味がある
8月16日。
あの日から
それにより
場所はあの喫茶店。
2人は久しぶりのデートと洒落込んでいた。
2人はいつも一緒に戦っているが、こういう普通のデートは本当に久々だった。
「ねえ、
「久々のデートだってのに、酷いこと言うなぁ」
「だってさー。なぁに、このお腹? たっぷたぷじゃない、まるで水風船じゃん」
勇助の横腹を掴む
「いやー、ははは。実は減った体重を戻そうと餅を食べまくってたら、つい食べすぎちまって」
「まったくもう……」
他愛の無い話で盛り上がる
子供の頃の話、昨日見たテレビの話、次はいつデートをしようかなんて話。2人のお気に入りの映画、『鬼ヶ島の戦艦』の話など。
本当に他愛の無い話ばかり、
この場所が一般人向けというのもあったが、せっかくのデートに血生臭い話を2人はしたくなかった。
「ねえ、
「あれか? 浜辺で海坊主が出るってやつ」
「そっちじゃなくて、死んだ人が蘇るって方」
次の2人の話題は、最近SNSで騒がれている都市伝説に関してだ。
町で死んだはずの人間を見たという、なんともありがちな伝説だった。
先代の駄菓子屋のおばあちゃん、交通事故で死んだ親子、寿命で亡くなったペット。
それらを見たという者が結構いる。
もちろんネットへの書き込みだから信憑性は薄い。
しかし伝説が本当か嘘かなど、2人にとってはどうでもいいこと。彼らはただ話をしたかっただけだ。
楽しくお喋りをする
だが、楽しい時間は長くは続かない、あっという間に過ぎてしまう。
店内に緊急怪人速報が流れる。
「っ、
「うん、行こう!
2人は店を出て現場へ向かった。すっかりヒーローの顔が板についてきた
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
登場人物情報が更新されました
・
19歳。女性
ミスコンで銅賞を貰えるほどの容姿を持つ。
彼氏持ち。
赤いモジシャンに変身する。
お気に入りの映画は、鬼ヶ島の戦艦。
好きなライダーは、仮面ライダー電王(超クライマックスフォーム)
・
19歳。男性
青もしくはオーシャンブルーのモジシャンに変身する。
最近、太った。
好きなライダーは、仮面ライダーディケイド(通常形態)。
・
40代。男性
ワードカンパニー社長。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダー2号。
・
18歳。女性
ワードカンパニーの秘書。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーレーザー(バイクゲーマーLv.2)
・
40代。男性
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーデューク(レモンエナジーアームズ)
・
29歳。男性。
黒もしくは灰色のモジシャンに変身する。
・
享年20歳。女性
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