ポケットの中には

 超絶にスランプです。


 そもそもなんで書いているのだろうとか、好きに描いていたはずなのに、その意味とかもっとよくとか考えていることが、そもそも趣味として自分の好きなように書くという主義から外れてきたという自己矛盾を抱えているのではないかと思い至るのですよ。


 文が無茶苦茶な気がしますが、まあ好き勝手がコンセプトのエッセイ(そうだっけ?)ですので、好きなようにいきます。


 そもそも最近は忙しさもあり本も読めていないのに書く暇があるかです。せっかくなので本を4冊買いましたけどね。


 星の王子さまに電気羊はアンドロイドの夢を見るかに娼婦の眼(池波正太郎)にライオンハート(恩田陸)といったラインナップ。ちょっと本でも読んで少し気持ちを落ち付けようと思います。


 それで結局なにをしていたのかといいますと、最近発売されたあれです。


 ポケットモンスター○ウルトラ○サン(○の意味は?)。


 今日はそんなお話なので、多分知らない人は全く面白くないです。


 それでも、面白いかどうかを過剰に気にしてたら書けないのです。どんな優秀なバッターでも、打率は3割超です。


 1割あれば十分でしょう。だめ?


 そんなわけではい。






 ポケットモンスターといえば、今や世界的に人気を誇るRPGですよね。


 ピカチュウという電気ネズミのキャラクターは、おそらく日本人なら8割以上の人が知っているんじゃないでしょうか。多分SMA○幻のシックスマン(黒子の影響)よりも格段に知名度はあるでしょう。


 もはや私はピカチュウじゃなくて、ピカ様って呼んでます。


 私よりも確実にお金を稼ぎます。よって様付けは当然です。


 彼がピッカーと鳴けば、それだけで銭が落ちるのです。


 ピカチュウの方が、ぶっちゃけニャースよりも金を稼げているのでしょうね。まさにねずみにこばんですね!←ポケモンネタ

 フフフ。


 で、そんなポケモンとの出会いは、例によって小学生の頃にさかのぼります。


 発売された当時は、正直ヒットするなんて思っていませんでした。


「私のポケットモンスターと、勝負しません?」となんか綺麗なお姉さんが大人に勝負を挑むっていうCMでした。


 赤を買うか緑を買うかって言いながら、ちゃっかり限定の青バージョンも作ったり、売れたからピカ様をメインに据えた黄色バージョンを発売するなど、当時から金稼ぎには余念がありませんでした。←金の話ばかりか


 そして今の若い方は知らないと思いますが、アニメポケモンにおける事件


 ポケモンショックです。


 アニメポケモンを視聴後、体調不良を訴える子供が多く発生したあの出来事、


 私も見てました(リアルタイム勢)


 激しく切り替わる赤と緑だったかのエフェクトが原因だったそうですが、事件となり放送が中止するほどの大事件となりました。


 当時の映像技術的に、激しい音や光による負担がきっとあったのでしょうね。そのせいで、倒れてしまいましたもの。






 うちの弟が←お前じゃないんかーい






 翌日にはケロッとしてましたから大丈夫ですけどね。


 それから戦犯と称されたポリゴンというポケモンは、アニメにおいて長年出ることはありませんでした……かわいそうに。


 それで、ゲームにおいては、今の今までヒットを続けています。


 赤緑時代、幻のポケモンミュウを出そうと、コイキングとか水ポケモンをセレクト連打でバグらせてトキワシティで釣れば出てくるとか、152番目のポケモンケツバンとか、まだネットが普及しきっていなかったのに、なぜかそんな裏技が出回っていました。


 ピンとこないかもしれませんが、ミュウを貰ったデータだったのに、ポケセンにいる人に端っこで挟まれて動けなくなり、泣く泣くデータを消したことがあるのは私だけでしょう(何人がわかるのか)。


 そして、赤青緑黄色ときて、次はどんな色だと思ったら、まさかの金銀ですよ。


 色々思い出があります。


 金銀を予約して取りに行く日、両親が喧嘩して、無事に取りに行けるのか不安でたまらなかったあの日……ロクでもないスタートでした。


 ルギアもエアロブラストに憧れて、がんばったらなんか出るんじゃないかと思って、かめはめ波ばりになにかを吐き出していたあの頃。


 そして人に見られたあの時。




 ロクな思い出、ないです。





 大人になるにつれて離れていったもんですが、ふとニコ動で見た厨ポケ(誰が使っても強いポケモン)狩講座という動画を見て、ポケモン対戦に手を出したあの時。


 そこからある意味人生が狂いましたね。


 ガブリアス(早くて硬くて攻撃強い)やゴウカザル(早くて攻撃範囲が広い)などが猛威を奮ってましたが、ひねくれていた私は基本使った覚えがないです。


 天候を操る者が勝負を制するブラックホワイト世代を超えて、3DSに移行したXYは革新的でした。


 グラフィック的にバトルが3DS画面でも綺麗で、新ポケの数々。そして一番の変化はメガ進化。


 進化からの更なるパワーアップです。


 初代からやってる勢としては衝撃でした。これで今まで日の目の当たらなかったポケモンにも日が当たると思いました。


 どうしても対戦ゲームである以上、使いやすさや強さにはバラツキがでます。


 メガ進化の結果。





 結局人気ある勢と元から強かった勢がさらに強化されただけなんですよね。あははは。


 というかメガ進化により全体的に火力アップしたせいで、まだ息をしていた中堅勢が死に体ですよ。強いものがさらに強くなるんだからそりゃそうですよね。


 メガフシギバナとメガガルーラとギルガルド。お前らは許さん(トラウマ)。


 まあでも、結局テンプレが流行るのです。


 ただ脳死で強いやつを使ってたら


 当時あまり注目されなかったペロリームやシザリガーにボコられることを覚えておいた方がいい(使ってた)。


 ペロリームとか条件揃えば3タテもけっこうありましたからね。


 そして、時は現代。サンムーンの時代です。


 ハワイを模した島を巡るスタイルに、超必殺技のZ技。


 どんなポケモンも使える超必殺技。そのおかげで!







 強いポケモンがさらに強くなりました(またか)。







 まあでも、メガ進化よりいいところは全ポケモン使えるってことですから、工夫次第な気がします。


 そしてサンムーンを語る上で外せない存在が、リーリエというヒロインです。


 ポケモンも新しくなるにつれて、ヒロイン的な役割を担うキャラクターは登場してきました。けれど、サンムーンは露骨でした。


 ポケモンが傷つくことが苦手だけど、ポケモンを守りたい志しをもって、守られるだけの存在だったリーリエ。


 主人公との旅を通じて、できなかったことができるようになる。雨の中二人で雨宿りして、思い出を語りだす。守ってきた存在が実は伝説だったと知った時は、思わず涙が出ましたよ。XYの永遠のフラエッテといい、ストーリーにも力を入れ始めた感じです。


 母にも反抗し、主人公を支える存在となった、大切なパートナー。リーリエ。






 エンディングで旅立った時は、ショックのあまり寝込みました(リーリエロス)。






 その後、もう一回リーリエと旅をするためにムーンの方も買いました←いいカモ




 対戦は途中で限界を感じておやすみしてしまったのですが、楽しかったです。


 みんながコケコを使っている中、相変わらず天邪鬼な私は、レヒレ使ってました。そしたら完全にメジャーになってて時代の流れを感じます。というか、強いに決まってるんだよなあ。


 メテノとかジジーロンとか可能性を感じるやつも使いましたが。


 結局テテフとかメガマンダとかメガリザとか壁貼り呪いミミッキュに落ち着きましたね(結果厨ポケ)。


 ダブルでもコケコダースとかいう速さを活かした布陣を考えたのですが、刺さる時と刺さらない時は極端でした。ダースがサポートに徹すれば、このならびけっこう強いと思うのですが、誰かもっと洗練してくれませんかね?


 やっぱり強いのは強いのです。


 ってかこれだけでもう3000字じゃないですか誰が読むんですかこんなの……。





 で、ウルトラサン買ったわけですよ。ブラックホワイト2的な位置付けと思った人もいると思うのですよ。


 新作だと思うわけですよ。






 これサンムーンのマイナーチェンジじゃねえーか!







 エメラルドとかプラチナとかもありましたが、紛らわしく二作同時に出すから叩かれる要因になっているのですよ。


 まあとはいえ、私的に問題となるのは内容なので、売り方はもういいです。


 ストーリーはマイナーチェンジらしく、本編とちょっと違う未来ですけど、まあそれはパラレルワールドとしていいです。


 で、問題は難易度です。






 ストーリー上で5回も全滅させられたのはポケモン史上初ですよ!(負けすぎ)




 もう散々言われてますが、ウルトラネクロズマにボコられて、小学生泣くんじゃないですかね?(1敗)。


 耐久のそこそこあるポケがアロベトンしかいないせいで、最短6ターンで全滅です。


 毒殺をできるやつがいないこと。そして捕まえた奴の厳選を行なっていなかったことの悲劇もあり、めちゃくちゃ苦戦しました。


 まさかの、素早さを売りにしたポケモンが全員、素早さマイナス補正の性格でした(きちんと見ろよ)。


 オンバーンもアロダグもヘルガーもみんな素早さマイナスとか、シャレになりません。ぶっちゃけ全滅の要素のほとんどはこれのせいな気がします。本来抜ける想定のやつを抜けないです。


 意図しないところで縛りプレイです。


 なんでストーリーのバトルで特防あげて確定数変えたりこごえるかぜや技読み交代でカーリーヘア発動で素早さを下げたりげんきのかけら連打でPP削る作戦にでなきゃいけんのか。ストーリーでこんだけ考えてバトルしたの始めてですよ。





 ここまでの話がわからなかった方、ここからもきっとわかんないです。今日はこの話を貫きます。





 もし伝説もとっていなくて、メンツ次第ではRRもきついでしょう。


 グラードンの攻撃でほぼ全員を一確に取られ(2敗)。ゼルネアスにジオコントロールを積まれ(1敗)。まあ普通にメガミュウツーに上から殴られます(1敗)。


 負けすぎい!


 ぬしオニシズクモとぬしラランテスにも全滅寸前まで追い詰められましたが、なかなかやりごたえあります。


 なんとかクリア出来たので、これから対戦環境を整えていこうと思います。


 遠藤孝祐はペンネームでそんな名前ではやっていないのですが、もしどこかで会ったらよろしくお願いいたします。


 好きなポケは、カイリュー、テテフ、サンダース、キュウコンとだけ。






 長々とわからない話を貫きましたが、これだけ語れることがあるということは、実はとてもステキなことじゃないかとも思います。


 ポケモンの主題歌の歌詞に、「はやく大人になりたいんだ」と「もう一度子供に戻ってみたい」という対比があります。


 子供の頃は、自由にできる大人に憧れ、自分自身も可能性を感じて、早く大人になりたいなんて思ったこともありました。


 でもそんな大人は、子供の頃の無邪気で不自由な自由さに、時に憧れます。


 それは懐古であり思い出で、実は今思うほど良いものではないのかもしれません。


 それでも、きっとその時はその時。今は今で楽しみがあるのです。それでいいのかもしれません。


 ただちょっと懐かしくポケモンに触れると、


 とても接続に悪いケーブルをくっつけて、伝説のポケモン捕まえたぜ!なんてくだらない会話を楽しんでいた


 そんなあの頃に少しだけ戻れる気がするのです。


 こうして世代をまたいでも、楽しいものが受け継がれていく。


 これから先、未来の子供達と再びポケモンで盛り上がる。


 そんなかつての自分を思い起こす、懐かしい未来が待っているのかもしれませんね。











 いい話で終わらそうにも、あまりにも小説に関係ないので、一言だけ。


 この歳になって。


 星の王子さまで泣きました。

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