第145話 シトリア油田強襲作戦(下)

 激しく土煙を巻き上げながら、突然崩れ落ちる製油プラント。


 五百メートルほど離れたこの場所まで伝わる地響きが、プラントが倒壊する衝撃の大きさを表している。彩葉たち突入班は、ネオナチに従軍する技術者たちを救出するために、あの製油プラントの中に潜入しているはず。


 もちろん、俺は、彩葉たちを信じている。シェムハザとティシュトリヤが一緒にいるのだから、きっと大丈夫なのだろうけど……。


(こちら、ハロルド。シェムハザ、ティー、応答してくれ!)


 俺は、左耳に掛けたアートマに指先を触れ、意識を集中させて二柱の天使の名をコールした。アートマの使用は、緊急時以外控えるようシェムハザから言われていた。けれども、皆の安否を確かめたかった。


 しかし、二柱の天使たちは、俺の呼び掛けに反応を示さない。


 シェムハザは、未来の憶測を見誤ったのだろうか? 或いは、彩葉たちがシェムハザの指示に従わず、その結末が目の前の光景なのだろうか……?


 離れた場所から見守る俺は、大切な人たちの無事を心の中で祈ることしかできない。そして、ついネガティブな思考に捕らわれてしまう。こんな時に、彩葉の側にいられないことがもどかしい。俺の鼓動は速さを増し、体中から冷たい汗が噴き出してくる。


 彩葉、幸村、アスリン。みんな、どうか無事でいてくれ……。


「ハロルドさん! どうか、前向きに! 幌付きのトラックが製油プラントから脱出し、海岸方向へ走って行きます!」


 倒壊する製油プラントを呆然と見つめていた俺は、監視を続けていたキアラに声を掛けられ、正気を取り戻すことができた。つい先ほど、二柱の天使たちを撃退しようとキアラに息巻いていた自分が恥ずかしい。


「キアラ、それにみんなが乗っているのか?!」


 製油プラントの方角は、依然といて土煙の影響で視界が悪い。けれども、キアラの高性能な右目が、それを捉えているのだろう。


「脱出したトラックを運転している男性は、IGイーゲーファルベン社の制服を着用しています。つまり彼は、製油プラントのエンジニア。幌の中まで見えませんが、荷台に複数の熱源を感知しています。ですから、彩葉さんたちが、任務を達成したと考えて良いでしょう。SSの守備隊が追っている様子はありませんので、このまま逃げ切れるはずです!」


 キアラの義眼は、実際に見える描写だけでなく、頭の中に様々な情報が浮かび上がって来るのだとか。


「ありがとう、キアラ。安心したよ。エーギス隊も順調に格納庫の戦車を破壊しているようだね」


「はい! これもアスリンさんの精霊術で、カモフラージュした状態で戦えるお陰です。……って、た、大変です! ハロルドさん!」


 キアラは、突然顔色を変え、明らかに動揺した様子で俺の名を呼んだ。いったい、何が彼女に見えているのだろうか。


「どうした、キアラ?!」


「土煙の中、見え……ますか? 人の形を模した、巨大なオートマタが……」


 声を震わせ、製油プラントを指差したキアラ。俺は、目を凝らしてその方角をジッと見つめた。


 しばらく見つめていると、徐々に収まりつつある土煙の中に、大きな人型のシルエットが浮かんでくる。それは、ビルの高さで五階くらいあるだろうか。倒壊する前の製油プラントよりも大きい。


 あれが、黄泉の番兵サンダルフォン……。サンダルフォンのことは、ミトラとティシュトリヤから大きなオートマタであると教わっていた。だからと言って、いくらなんでもアレはデカ過ぎる。まるでアニメに登場する巨大ロボット兵器だ。


「な、なんだよアレ……」


 俺が雷の呪法でアヌンナキを倒せば、彼らの本質である聖霊を消滅させられる。しかし、そのためには、致死量を超えるダメージを対象に与える必要があった。さすがに、俺の呪法では、全力を出しても戦車が破壊できる程度。あの巨体を一撃で破壊できる自信がない。ここまで来たというのに、手詰まり感に襲われる。


 この先、どうすればいい? 教えてくれ、シェムハザ……。


(ハロルドよ、地の深き場所に潜んでいたサンダルフォンが見えておるかの?)


 俺の思念が通じたのか、シェムハザからのがアートマを介して俺の頭の中に直接届いた。


(あぁ! シェムハザ、まず教えてくれ! 彩葉は……、みんなは無事か?)


(汝が危惧するまでもないのぅ。彩葉の鬼神の如き戦い振りで、敵は一掃されたからの)


 今のシェムハザ一言で、俺不安は解消され、心の奥を覆っていた暗雲が晴れ渡って行く。残る問題は、あの巨大ロボだ。


「ハロルドさん、天使シェムハザから連絡が届いているのですか?!」


 キアラは、アートマに指先を当てた俺の様子を見て、そのことに気がついたらしい。


「あぁ! みんな無事だって!」


 俺は、キアラからの質問を肯定した。


「本当に良かった……」


 キアラは、胸を撫で下ろしながら安堵の溜め息を吐いた。


(ハロルド。喜ぶには、まだ早いのぅ。急ぎ汝らに戦術を伝えねば、マナの感知に長けた闇天使バラクエルが、アートマの通信に気付いてしまうからのぅ)


 目視できるサンダルフォンの他に、もう一柱の天使がいた。そいつは、キアラの元同僚のドラゴニュートで、ドラッヘリッター最強の戦士。バラクエルが得意とする呪法は、相手の呪法を無効化することと聞いている。極めて厄介な敵であることは間違いない。


(了解だ、シェムハザ。それで、二柱の天使を討つために、俺たちは何をすれば?)


(ふむ。本題の戦術は、汝だけでなく汝を介してキアラにも伝えねばならぬ)


 そんな応用ができるだなんて聞いていない。毎度のことだけれど、そういう大切なことは、事前に伝えて欲しいものだ。


(俺を介すって、どうすればいいんだ?)


(魔力の根元は、現世で生きる者の心の臓に集まるからの。汝の右手をキアラの胸に当て、キアラのマナを感じ取るがよい)


「はぁ?!」


 俺の右手を……、キアラの胸に?!


 それは、完全なセクハラじゃないか。彩葉にバレたら何を言われることか……。


「どうされました、ハロルドさん?」


 怪訝そうな顔で俺を見つめ、キアラが尋ねて来る。恥ずかしさのあまり、キアラの顔がまともに見られない。


 キアラに、どう説明すりゃいいんだよ……。


(ハロルド! 何を躊躇っておる?!)


 あぁ、わかったよ! もう自棄だ!


「キアラ、じ、実は……。シェムハザが、俺たち二人に直接伝えたい戦術があるらしくて……。俺を介することで、キアラにシェムハザのが届く方法があるのだけど……」


「あ、はい! 私は何をすれば良いでしょう?」


 キアラの左目は、真剣な眼差しで俺を見つめている。


 うわ……。直視できねぇ……。


「お……、俺の右手を、キアラの胸部に当てるだけで、……いいらしい……」


 数秒の沈黙。


「……わ、わかりました。幸村さんじゃあるまいし、ハロルドさんが……、このような時に、冗談を言うように思えませんから……」


 キアラは、頬を赤く染めながらも、俺を信頼して承諾してくれた。信頼されていることは嬉しい。けれども、滅茶苦茶気まずい。


(ハロルド、何を躊躇っておる? 早くその手で、キアラのマナに触れることだの)


(了解っ!)


 俺は、急かすシェムハザに返事をしてからキアラの前に移動した。


「それじゃ……」


「はい……」


 返事をしたキアラは、息を止めて目を固く閉じた。別に、そういう行為じゃないんだけどな……。


 俺は、覚悟を決めてキアラの胸の中央に右手を添えた。


 暖かく柔らかいそれは、彩葉よりも大きい……。


「ん……」


 変な声を出さないでくれ……。集中できなくなる。


(ハロルド、集中せぬか!)


 難易度が高すぎだろ……。


 俺は、冷静になるために、キアラに肖って目を閉じた。そして、右手に意識を集中させ、キアラのマナを求めた。目を閉じていても、右手の先に暖かく包み込むような力強いを感じる。これが、キアラのマナだ。俺は、それをゆっくりと手元に引き寄せる。


(それで良い、ハロルド。キアラよ、ワシの意思が伝わるかの?)


(はい、天使シェムハザ)


 どうやら成功らしい。


(早速本題に入るとするかの。ハロルドは、闇天使バラクエルを迎え討つ。そしてキアラは、サンダルフォンを討つためにエーギス隊に加勢せよ)


(シェムハザ! あんなデカブツ、倒せるものなのか?!)


 俺は、淡々と概要を語るシェムハザに質問した。


(サンダルフォンは、己が力を過信しておる。この好機を逃す手はないからの。奴は、ラハティの力を得たキアラの呪法に興味を示し、気を取られるはずだからの。キアラは、呪法で奴を引きつけ、奴の背面をエーギス隊の正面に向けることを意識せよ。サンダルフォンの呪法は、地面を操る土属性の呪法での。汝がシャリオに乗る限り、奴の呪法は、汝に当たることはない。なに、心配には及ばぬ。ティシュトリヤが汝に加勢する手筈になっておるからのぅ)


 シェムハザは、キアラにティシュトリヤの加勢を伝えた。


(囮……、ですね……。了解しました。自信はありませんが、ティーがいるなら安心です。私が威嚇攻撃をして、天使サンダルフォンを引きつけてみます! ですが、天使シェムハザ。クランプスの砲撃で、あの巨体を破壊できるのでしょうか?)


 俺も感じていた疑問を、キアラがシェムハザに尋ねた。


(奴は、分厚い装甲に覆われておる。しかし、聖霊を宿した真核コアが装甲が比較的薄い背面に存在しておってのぅ。その真核に、ハロルドの呪法を施した砲弾を命中させれば、奴を無に還すことが可能だの)


(なるほど。俺が雷の呪法を施した対戦車用の徹甲弾は、この時のためだったのか)


 俺が直接呪法で天使を倒さなくても、俺が雷の呪法を施した武具で天使を仕留めれば同じ効果が期待できる。俺が雷の呪法を施した聖剣で、彩葉が死天使アズラエルを討った時のように。


(いかにも。ただ、こうして戦術を伝えている間に、汝らの決戦の時が近づいてしまったのぅ。もう間もなく、ワシらの通信を感知したバラクエルがハロルドの元へ現れる。ハロルドは、『磁界』を準備し、奴の襲撃に備えよ。また、キアラは、バラクエルに見つかならぬよう、直ちにサンダルフォンの元へ向かうがよい)


((了解!))


 俺とキアラの回信が同調した。


 俺は、キアラの胸から右手を離し、意識を集中させて右手の手元に磁界を作り出した。俺の右手に、直径三十センチメートルほどの磁場を伴う雷玉が、バチバチと放電しながら浮かび上がる。


「ハロルドさん、シーラッハ先輩は、呪法だけでなく戦闘術にも長けております。ですが、ハロルドさんなら絶対に勝てます! どうか、ご武運を!」


 俺の勝運を祈ってくれたキアラは、展開したシャリオに腰掛け、そのまま宙に浮かび上がった。


「あぁ、ありがとう! キアラも無理せず気をつけて!」


「はい! それでは、また後で!」


 キアラは、笑みを浮かべて俺に応えた。そして、そのままシャリオに乗って低空で飛行し、製油プラント方向へ向かって行く。キアラは、本当に心が強い女の子だ。俺も彼女を見習わないと。


 ドンッ!


 突然、キアラを見送る俺の背後で銃声が鳴り響いた。その直後、バチンという大きな音を立てて、俺が作り出した磁界が青紫色の電光を発した。


 俺を狙った銃弾が磁界に吸い込まれた証拠だ。シェムハザが言った通り、磁界を作り出していなければ、俺は恐らく殺されていただろう。背筋に冷たいものが走る。


「ほう、こいつは驚いた! アートマの気配を追ってみれば……。その小賢しい呪法、ラミエルか?」


 不意に声を掛けてきた男の声。恐るおそる振り返ると、そこには、大きな岩の上に垂直に伸びる一本の長い角が生えたドラゴニュートが立っていた。ドラゴニュートは、ネオナチの将校の制服に身を包み、俺に向けて小銃を構えている。こいつが、キアラの元同僚の体を支配した闇天使バラクエルに違いない。


 俺の磁界を見たバラクエルは、それをラミエルの高度な呪法であることに気が付き、俺のことをラミエルかどうか尋ねてきた。もしかしたら、バラクエルは、ラミエルが俺の体を支配したと思い込んでいるのかもしれない。


「そうだとしたら、どうされますか?」


 俺は、ラミエルの穏やかな口調を真似て、敢えて裁きの天使を装った。バラクエルが何か話したそうにしていたからだ。もしも、そうでないなら、奴はすぐにでも俺の磁界を解除し、攻撃を仕掛けて来るだろう。


「貴様は、ヤハウェを恨んでいた。つまり、貴様と俺たちの利害は一致する。俺と共にラファエルの元へ来るといい。ラファエルの目的は、グリゴリの一派を掃討し、厄災で出現するレプティリアンにヤハウェ御身を討たせるものだ。そして、ラファエルは、アヌンナキが何者にも束縛されない自由と、定命の者たちの安寧秩序を維持しようとしている」


 なるほど、そういうことか……。


 たしかに、最終的な目的は、ラミエルと同じなのかもしれない。


 けれども、天使の都合で、生きとし生けるもの全てが厄災に巻き込まれるだなんて馬鹿げている。犠牲を無視して、何が安寧秩序だ。


「厄災を利用してヤハウェを討とうなど……。多くの罪なき命を道連れにすることになるのでは?」


「フン……。定命の者のアニマなど、幽世かくりよでいくらでも再生され、何度でも現世うつしよに戻って来る。それよりも、なぜ貴様が、俺たち属性八柱を虐げてきたグリゴリに加担している? ラファエルに協力することこそが筋だろう!」


 バラクエルの言い分は、わからなくもない。ヤハウェの命令とはいえ、属性八柱の呪われた運命を管理してきたのは、他ならぬグリゴリの戦士たちなのだから。


 けれども、その身勝手なラファエルたちの振る舞いが、ネオナチの蛮行を呼び起こした。そしてあの日、俺たちの日常は奪われ、彩葉が傷つけられた。


 俺の心に、怒りが込み上げて来る。


 その時、大きな地響きの後に、少し遅れて爆音が轟いた。


「な……、サンダルフォンが……、やられただと?!」


 製油プラントの方を見つめて焦るバラクエルの様子から、キアラたちがサンダルフォンを討ったのだろう。後は、俺がこいつをやるだけだ!


「次は、あんたの番だ、バラクエル!」


「貴様……、ラミエルではないのか?! 俺を欺くとは……。貴様にラミエルの『磁界』が使えるということは、人ごときがラミエルを取り込んだというのか?!」


 バラクエルは、すぐに俺に向き直り、怒りの形相で訪ねてきた。


「まぁ、大体そんなところだ」


「たかが人間ごときが、猪口才な!」


 バラクエルは、そう叫ぶや否や、正面の岩の上から姿を消し、瞬時に俺の目の前に現れた。


 なんだっ?!


 次の瞬間、腹に激痛が走った。


 俺は、後方に吹き飛ばされながら、俺の腹部にバラクエルの強烈な膝蹴りが入っていたことに気付かされた。地面に転げ落ちた俺は、立ち上がろうとしたけれど力が入らない。腹の中から何かが逆流してくる。


 血の味だ……。


 ゲホッ!


 俺は、込み上げてきた血液を地面に吐き出した。


 呪法や遠隔攻撃であれば磁界で引き寄せられる。けれども、凄まじい速さで、近接攻撃を仕掛けて来るだなんて想定していなかった。


「冥土の土産に教えてやろう。流星竜チュヴァシの力は、視界内の瞬間転移だ。貴様を幽世へ送った後に、他のグリゴリの連中を根こそぎ潰してやる」


 畜生……。激痛で言葉が出ない。


 不用意に情報を得ようとせず、バラクエルが俺の存在に気付いていないうちに仕留めるべきだった。


 ここで俺が失敗するわけにいかない。俺は、意識が朦朧とする中で、半身を起こしバラクエルを見つめた。バラクエルは、俺の前に立ち、拳銃を俺に向けてほくそ笑んだ。


「終わりだ、小僧!」


 いつの間にか、俺が作り出した磁界もなくなっている。バラクエルが俺の呪法を解除したのだろう。これでは、丸腰だ。


 けれど、ここで諦めるわけにいかない。


 俺は、雷撃一発分のマナを残し、全神経を集中させてラミエルの究極の呪法『迅雷』を念じた。


 周囲の色が暗紫色に変わり、現世と幽世の狭間の亜空間へと包み込む。俺を除いた全てが、動画をスーパースローで再生したように極めて緩やかな流れになった。


 ラミエルのように、完全に時間を止められなかったけれど、今はこれで十分だ。


 勝ち誇っていたバラクエルの表情が、ゆっくりと焦りの色へと変わって行く。だが、もう遅い。


 終わりは、あんただ、バラクエル!


 俺は、最後の力を振り絞って雷玉を右手に作り出し、座位のまま至近距離からバラクエルの体を目掛けて撃ち放った。


 その瞬間、俺のマナが枯渇して、迅雷の効果が自動的に終わった。


 時間の流れが戻ると同時に、俺が放った雷玉が、バラクエルの胸部に大きな穴を開けて吹き飛ばした。叫び声すら上げず、地面に落下したバラクエル。


 ただ、俺自身も肉体的なダメージとマナが尽きたことで、座っていることさえできずに、そのまま仰向けに崩れ落ちた。


 口の中が血で満たされて気持ち悪い……。


 空の色は、第二の太陽ウルグが地平に沈んでいるため、地球の夕暮れ時に似た茜色に染まっている。風に乗って流れて来る銃撃音。そして、火薬と石油が燃える臭い。


 俺は、目だけを動かして、うつ伏せのまま動かないバラクエルを見つめた。その肉体から、光の粒子が立ち上っている。それは、ドラゴニュートの死。


 どうにか、相討ちに持ち込むことができたということか……。


 安堵からか、徐々に視界がまどろみ、意識が急速に遠退いて行く。


 ごめん、彩葉……。


 俺、もう動けないや……。


 せめて、みんなは……。


 どうか、無事に……。


 ここから……。

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