第24話ゴブ太

ゴブ太のゴブ村運営。


ゴブ村の朝は早い。

日の出と共に起き出す。

男ゴブ達は狩りにでる。

今日の獲物はビッグボア。

その場で解体し、内臓をつまみ食いする。

新鮮な内臓は狩りに出たゴブ達の特権だ。


村に残る男ゴブもいる。主に負傷ゴブだ。

彼らは畑を耕す。

マスターに芋の種を貰った。

その種を植え、水をやる。

水やりが終わったら、キラービークイーンがいる森へと向かう。

彼女らもマスターが召喚した。

彼女らとの話し合い(物理的な)をし蜂蜜を分けてもらう。

毎回怪我人がでるが手に付いた蜂蜜を舐められるので人気の職業だ。


未だ1人の女ゴブのゴブミは怪我人の

治療に当たっている。

毎日狩りや蜂蜜採りに怪我人がでる。


これらが終わる頃には昼ご飯の時間となる。

今日はビッグボアが捕れたので焼き肉パーティーだ。


昼ご飯を食べ終わるとまた作業に戻る。

狩り班は罠の点検と再設置、森の巡回。

武器の手入れもしておく。

森の巡回は大切だ。ハグレのオークや野良ゴブリン等が村を襲う事もあるためだ。

時々、人間の村の人間が怪我をしているのを助けたりもする。

軽い怪我ならその場で応急措置をし村に送ってやる。

重症の人間は背負って一度村にいるゴブミの元に連れていくが怯えて暴れたり、失神したり尿を漏らしたりする、失礼なやつもいる。


畑、蜂蜜班は夕方にもう一度水をやるために

川から水を汲む。

それが終わるとキラービークイーン達のマッサージをする。

気に入られると蜂蜜を個人的に分けてくれるのでもっぱら人気の職業だ。


そうこうするうちに、夜となる。

マスターから貰った黄色いタオルを

毎日洗い干しておく。

2匹の見張り当番のゴブが夜の闇を警戒する

他のゴブは明日のために眠りにつく。



ゴブ達の家は3本の丸太をロープで中心を結び、切り払った葉っぱ付きの枝を丸太の周りにくっ付ける簡易な家であるがそれで充分なのだ。ベッドは草をクッション代わりに敷き詰めている。地面じゃなきゃよい。


トイレはマスターの指示の下、地面に穴を堀り、清潔に使っている。

マスターが召喚した、ミミズのモンスターが処理をしているため見掛けたら頭を下げる


最初のうちはマスターも部屋に戻ってきていたが、日にちを追う事に見掛けなくなり。

とうとう通信も途絶えてしまった。

でもゴブ達はマスターを信じ今日も狩りに畑仕事に精を出のだ。




(ゴブゴブ言うとります)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る