【映画】散歩する侵略者

 まあ、『三度目の殺人』がいっぱいだったので(席は空いてたけど、確実に人が隣にいるので、それもどーよと思ったので)、急遽、こちらに変えました。


 観終わってから検索したら、舞台が原作で、まあ小説版も出てるけど、初出は舞台、と知って「だからシュールなんだー」と思ったのでした。いや観てる間は、「シュール」なんて思わなかったんですがね。


 いや、むしろ、理には落ちないけど(ちゃんとあちこちどうなったのか説明しろーーー!)、一応ちゃんと辻褄も合わせてなくはなく、一般向けにしても、なくはないんだけど、「舞台が最初」と知って感じる納得感、みたいな映画でした。


 個人的には、「長澤まさみって、巨乳じゃないけど意外と胸がある」というところに目が行くという、残念な見方をしてしまいましたのことですよ。

 ほんと、巨乳じゃないけど、剥いたらリアルに胸を感じることができそうな大きさって感じ?(余計なお世話だ)


 あとは、長谷川博己が、今まで観た中で一番よかった。


 『シン・ゴジラ』も作品は楽しんだのに「この人、映画でアップに堪える華はないな」と失礼な感想を持ったのに、今回は本当によかった!


 長谷川さんはこういう、柄の悪い方向を狙った方がいいと思う。存在感も抜群。こんなにいい役者さんだとは思わなかった。いやもちろん普通に上手なんですけど、テレビや映画には、イケメン枠なら「華」が必要じゃないですか。


 本人の責任ではないんだけど、なまじそこそこ顔が整ってるだけに、イケメン枠にしか入れないところが、ワタシ的には微妙感を持ってたのですが、今回は、本当にそれを突破しててよかった。


 誰とは言わないけど、某騒動で有名になった某ジャーナリストさんをイケメンで実写化したらこうなるかな、って感じ。


 こういう方向性の役をもっとやってほしいなぁ。


 ちなみにラストはいろいろ理に落ちてないので、私としては、舞台の小説化とはいえ文庫で出てるみたいなので、見つけたら読んでみたい気持ちはあります。

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