第2話 スペシャルな家族会議
グラノーラ舞美先生は僕を
一億総クレーマーのこの時代、
現役の教師が生徒の心を全損させるほど罵りの言葉を浴びせるなんて....
舞美先生...
僕は先生のそういうところが好きだ!!
そんなことはどうでもいい。
とにかく舞美先生は「親御と相談してこい」と進路相談用紙を床に落としてヒールでぐちゃぐちゃに踏みつぶしたのだ。
僕は「なんでそんな、そんなひどいことを...」と言いながら隠せない笑顔で破片をかき集めた。
先生は「あ゛〜ん゛?」と言葉に濁点をつけて僕を圧迫した。
僕は正直濁点待ちだった。
好きなのだ。先生の濁点が。
こうして僕はビリビリに破けた進路相談票を抱え、
鬼と虎と邪神が待つ我が家へ向かった...
つづく
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《character.2》
グラノーラ舞美...たおるの担任教師。25歳の女性。おっぱいが大きい。怒ると言葉遣いが濁点仕様になる。ヒールを使った攻撃には定評がある。独身。彼氏なし。泣きながら酒に溺れがち。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます