魔法少女戦録 設定資料集

基本設定 ＳＦ（ｉｆ）理論編

《魔法少女戦録》

※注釈

この設定は架空の設定であり、登場する理論・時代背景・言葉等現実にある物を参考にしたフィクションです。

本編をご覧で無い方はネタバレ注意です。

時代背景―

２０５５～２０７５年代

２０５５年前後　　

・人造魔生命災害【バイオ・デビル・ハザード】この災害で世界の３分の１が焦土と化した

・日本列島分断　東西にそれぞれ首都を持つ国家誕生

・魔法少女に関わる世界規模の事象発生

・バイオデビルを餌に野良魔族大量増殖

２０５７年前後

・太陽系を巻き込んだ地球規模の大戦勃発

＊上記大戦は野良魔族増加と別件

２０６５～２０６８年前後

・魔法少女が各地で誕生

《基本用語》

〔システム・テクノロジー関連〕

魔法少女―

・地球上に存在する特殊な環境に生まれてしまった少女達が、何らかの形で力を得るに至った事例　適合者と呼ばれる

（各少女の環境により、呼称が違う　魔法少女　魔装撫子など）

魔法少女システム―

・マガ・スペリオル・メイデン・システムと呼称し、【星霊姫（ドールシステム）】を原型とする魔量子相転移変換機構を指す

＊技術の大幅制限される現在、使用するためには【星霊姫（ドールシステム）】による認証確認が必要

戦乙女形態―

・ヴァルキュリア・モードと呼称し、魔法少女システム使用に際しアリス代行の使用認可を受けて使用出来る形態

本来魔族用の技術をＬ・Ａ・Ｔにより再現した魔法少女システムは、システム拡張の度に代行からの認可が必要になる

・システムの特徴として、使用者の戦闘スタイルや加護を受ける力に合わせてパワードスーツの様な強化鎧を纏った姿になる

使用者へのダメージ及び魔法力消費を大幅に下げ、防御力と攻撃魔法力のエネルギー変換率を大幅に上昇させる

＊劇中では戦闘用に強化された大型魔族兵討伐に一役買っている

星霊姫―

・ドールシステムと呼称し、観測者によって作られた生命体に順ずるガイノイドを指す

＊観測者に選ばれた調律者に関わる事が確認されている

魔導姫―

・マガ・マリオンと呼称し、上記ドールシステムとしての機能を持ち得なかった、なり損ないの非生命体として扱われ、その多くが【劣化魔法力（ロトリジェクトン）】により活動する

L・Ａ・T―

・ロスト・エイジ・テクノロジーの略称

地球創造以前から地球創造時より存在する、神世のオーバーテクノロジー

主に観測者により管理され、限定的に人類に開放される事で利用可能となる

マス・ドライブ・サーキット―

・地球上陸及び成層圏に点在する、太陽系内の重要移送施設

太陽系の文化圏において、数十天文単位以上ある場所へも、クロノサーフィングにて物資や設備の運搬が行える設備

厳しいＬ・Ａ・Ｔの制限内で、唯一簡素な制限での使用が可能

〔・英国　ストーンヘンジ　・日本　富士の樹海　・アメリカ　バミューダトライアングル　・エジプト　ピラミッド　ets. がある　〕

クロノサーフィング―

・Ｌ・Ａ・Ｔにおける超高時空転移技術の総称

Ｌ・Ａ・Ｔの中では最も厳しい制限をかけられた超技術

特に軍事的な用途においては、観測者アリスの認証なしに使用する事は不可能とされている

（一部通信及び物資輸送に関しては、段階的に基準を設けて認可されている）

※クロノサーフィング通信―

上記のシステムを通信のみに限定した技術

宇宙空間、主に恒星間通信を想定した通信技術

太陽系内であれば、巨大通信衛星〔ニベル〕を介し最小のタイムラグ通信が可能である

魔導装女神―

・マガ・デウス・フレイアと呼称し、星霊姫〔ドール〕システムが本来持つ機動鎧の魔族版である

起動条件として、アリスにより選ばれし人間のドールマスターと星霊姫〔ドール〕、それに加え機体の高位霊格疑似プログラムの三者が揃って初めて起動が可能になる

劇中では魔族用として登場するため、この場合は魔族と魔量子型使い魔がドールマスターと疑似霊格プログラムに該当する

魔法少女システムが星霊姫〔ドール〕システムの代役に当たるため、大気圏内使用という制限付きではあるが起動可能である

〔物理に相当するエネルギー関連〕　

魔法力―

・マジェクトロンと呼称し、霊質を持つ純魔力を指す（物理的名称は魔霊力）

対となるのは霊力であり、反属性の魔族を構成する生体エネルギーがこれに相当する（霊力⇔魔霊力）

劣化魔法力―

・ロトリジェクトンと呼称し、純魔法力であるマジェクトロンとの違いとして、魔霊質を持たない純物理エネルギーを指す

統一場粒子・反統一場粒子〔クインテシオン・ネガクインテシオン〕―

・Ｌ・Ａ・Ｔ技術において極めて厳しい制限を受けるエネルギー

電弱統一理論・大統一理論・量子重力理論からなる各エネルギー位相の

〔弱い相互作用・強い相互作用・電磁力・重力〕を高次元レベルで並行励起させ、相転移によって生み出される

劇中での基準としては、最強クラスのエネルギーに属し、使い方を誤れば人類の歴史を崩壊させると言われる、禁断のエネルギー

ある特定の動力機関と増幅機関を同時に稼働させる必要があり、エネルギーとして取り出すだけでも極めて難しいとされる

劇中にて大気汚染をこう考慮し、単一粒子〔重力子〕に絞り放出・攻撃を行っているが、本来は各エネルギーを高次励起させる必要があるため、充分な効果が発揮出来ない状態になった

＊弱い相互作用は核分裂・強い相互作用は核融合に相当

〔宇宙・存在に関連〕

観測者―

・この宇宙を含む世界を創造した神々と同列の、【霊格存在（バシャール）】を指す

＊宗教的な意味合いは無く、物理学的な高次元の意識集合体と言うイメージ

調律者―

・【霊格存在（バシャール）】からの神託を伝える・又は実行するバシャールにより選ばれた者を指す　　　　　　　

＊宗教的な意味合いで説明するなら、観測者が神に相当し、調律者はメシアに相当する

魔界―

・【天楼の魔界（セフィロト）】を指し、太陽系内に存在する惑星ニュクD６６６の衛星軌道に存在する、超巨大魔導連結ソシャールコロニーの略称

ニュクス―

・太陽系において陰に属する歴史上捏造された影の惑星群、第３惑星ニュクスD６６６と言われる

魔族―

・物理学における正物質の対となる反物質で構成された人類を指す身体を構成する全ての細胞・肉体・精神・霊格に至るまで反属性を持ち、正物質との接触は対消滅の危険性を孕むとされている