第4話足手まとい
ショッピングモールの中を難なく進んでいく私「「たち」」は、中央の森へと急ぐ。
森へ入れる入り口の扉はすでに把握済みだった。
後は、そこに急ぐだけ…。
…そう、こいつさえ居なければ。
「いや~、やっぱすごいっすね、お使い様さ んっ♪さっきから仕事のスピードも速い し、もう怪盗顔負けっすよ。」
走りながらでも息を切らさずにしゃべりかけてくるこいつさえ居なければ。
正直、すごい邪魔だった。
ていうかやめろ、そのお使い様さんっ!は!
なんか、セバスチャンさんみたいで嫌だ。
実はさっきから無言の圧力をかけているのだが、こいつはなんのその永遠と1人でしゃべり続けていた。
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