影の恋

@inahero

第1話 LINE

僕は影。僕は好きなあの子の影。あの子の名前は陽ちゃん。僕はいつも地面にいる。だけどパンツを見ようとしてもなかなか見えない。夜あの子が家に入って行くと僕は夜の闇に紛れてしまう。そんなある日、いつものようなあの子のあとをついて行く。私は影。彼女が私をチラチラ見ながら携帯をいじくっている。僕はいつもあの子の後ろにいて見られることはなかったから、ちょっと嬉しかった。その後、あの子がベンチに座ったので後ろでじっと待っていると。「君、あの子ストーカーだね。署まで来てもらおうか。」警察が来た。私は驚いた。「違う!僕は影だっ!」「いいからついてこい」あの子がこっちを見ている。僕は嬉しかった。そう、僕は影。あの子をいつも見ている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

影の恋 @inahero

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る