第31話　不思議な縁？

引っ越し先で子どもの学資保険の事で

やや複雑な相談をしようと

近くの郵便局をググってみた

するといくつかの候補が出てきた

その中から、一番近そうな所に

行こうと歩き始めたのだが

方向音痴を考慮に入れ遠くても

分かりやすそうな道の郵便局に

行き先を変更した


そして無事に着いて窓口の人に

話しをすると途中から他の人に交代となった

すると立ったままその人がいきなり

全然関係ない話しなんですけど、、

と話し始めたので何事かと思ったら

「実はこの学資保険は僕が担当した

ものなんで社員番号が自分のなので驚きました」

だって！！

「え！あの時の？！

　でもあれから二回目の引っ越しなのに！」

「いや、僕もここに来てまだ１０ヶ月

なんです。あの時はまだ新人で、、」

「えー偶然ですね！びっくりー」

と17年目の再会にお互いびっくり

でも偶然のお陰で親身に話をきいてくれて色々調べてもらい

問題ないと思うけど何かあったら

窓口じゃなく私がやりますのでと

名刺まで頂いてしまった


まさか右も左もまだわからない所で

少しでも過去に関わりのあった人に

出会うとは思わなかったので

ほんとにびっくりした

学資保険の話しをしなかったら

関わりがあったと気づかなかったわけだし

私ってやっぱり狭い世界に住んでるのね










  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る