one day later

学校に着いた私は、HR中も机の上でだるさと戦っていた。

遅刻せずに学校に着くことに必死で走っていて気付かなかったが、少し咳も出る。


保健室、行こうかな…

でも今日の二限は国語の暗唱テストだし、休めないよね。


そう思って授業を受けてはいたものの…


頭がボーッとする。顔もなんだか熱い。咳が出る。


テスト中だけど、やむを得ない。

今テストを受けたところで、ひどい評価をもらうだけだ。

保健室、行くか。


…でも、恥ずかしい。

仮病と思われそう…サボリと思われそう…

そう思うと、手が挙げられないのだった。


結局、自分の番が来るまでに保健室へは行けなかった。

あーあ。暗唱テスト、練習したのになあ。ダメだった…

本格的に辛くなってきたから、休み時間の間に保健室行こうかな。。。


「う~ん。37.1℃かぁ…

微熱だねぇ…。でも辛そうだから、次の授業はお休みして様子みよう。」


「はい。。。」


結局その日は、1時間休んだがだるさは治まらず

そのまま家に帰り、市販の風邪薬を飲んで早めに寝た。


「風邪かな…」

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