心臓の鼓動も、音楽になる

 音楽は一種のコミュニケーション手段であり、メディテーションでもあります。

 言葉が通じずとも、リズムとメロディーさえあれば、心を通わせる事はできるし、曲によっては心の安らぎに、また元気を与えてくれます。


 ということで、今回はモンゴルの曲について。

 ホーミーとかの伝統的な曲じゃなくて、現代の曲がメインです。ホーミーも好きだけど、今回は現代に焦点を当てます。



 曲調に作曲者の文化が反映されるように、モンゴルの曲にも『モンゴルらしさ』が滲み出ています。

 また、日本でも、昭和な曲や今時の曲を比べた時、曲に違いがある様に、モンゴルの中でも昔の曲と今時な曲があります。


 モンゴルの田舎でどこかに移動したい時、下手したら一時間以上かかる時があります。そういう時は暇になるので、どのドライバーさんも、必ず自分のCDを持ち合わせています。

 ただ(モンゴル在住歴が長い若い人たちにとっての)問題は、この曲が大体、中年男性が好む様なばかりだということです。運転手のほとんどが、四十代から五十代の男性で、十代の子たちとは感性が違うのです。

 運転手の方々がかけている曲は、ゆったりとした感じで、もう素敵。日本ではあまり聞かない様な曲調なので、

「これがモンゴルっぽい曲なのか」

 と驚かされます。

 そういう曲を歌うことで有名な方は、Sambuugiin Serchmaaサンブーギン・セゥチマー?さんだと思います。

 リンクを貼っておくので、是非興味があれば、聞いてみてください!


Sambuugiin Serchmaa - "Setgeliin Dram"

<https://www.youtube.com/watch?v=lJshMnEVtvc>


 MVミュージックビデオにも特徴があります。

 今の四十代より上の世代が好む曲のMVには必ずと言っていいほど、走る馬、広い緑生い茂る草原、ゲル、風にたなびく布、ミルクティーを地面に撒く女性、空を飛ぶ鷹と鷲が登場します。


 私の様な、モンゴル歴の短い人にとっては新鮮な曲ばかりなので楽しんでいますが、十年以上モンゴルに住んでいる子たちは、もう辟易としています。飽きちゃったんだろうなあ......。



 対して、最近のモンゴルの曲へ行きますと、曲調も少し変化が見られます。


 ゆっくりしていた感じだった曲が、テンポの速い曲へと変化している風に感じられます。


 ちなみに、私が最近推しているモンゴルのバンドは、The HUザ・フゥというヘビメタバンドです。めっちゃカッコいい。馬頭琴とホーミーがうまい具合に現代の楽器と合わさってる。


The Hu

<https://www.youtube.com/channel/UCs6vRDdkZ8bP8Xt6WHbvrwA>


 あとMagnolianマグノリアンの曲も素敵です。

特に、Өвөлжөөと言う曲は、ゆっくりとしていて気だるい感じなのが好きです。好きだー!!!


Magnolian - "Өвөлжөө"

<https://www.youtube.com/watch?v=0RaWPPxvfl4>



 あと、リサーチしていて気付きましたが、最近のモンゴルのバンドは、なぜだかロックが多いですね。きっとロックが熱いんでしょうね。

 イェーイ、ロック!!! ロックに生きようぜ!!!



 さて、今回の話ですが、これは私の好きなモンゴルの曲を共有するためだけに書いた話です。最近色んな曲を聞く事にハマりだしてしまいました。

 もし何かめっちゃいいバンドや曲を知っていたら、是非共有してください!!!

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