ご注文はユニコーンですか?

 皆さんは食材を買う時、いつもどこ産の物を購入しますか? それともどこで作られたかは気にしない派ですか?


 さて今回は、モンゴルウランバートルの市場やスーパーマーケットで買える物についての話です。



 内陸国で常に乾燥しており、遊牧民がまだいて、一年の殆どが冬であるモンゴルは、農業にあまり向いていません。最近、農業にも手を出し始めたそうですが、まだ始めたばかりなこともあって、値段は高く、品質も高くありません。

 この間、モンゴルのいちご農園で作られたいちごを食べましたが、とても酸っぱくて草の香りが強く、そのままで食べるのには適していませんでした。


 そのため、現在モンゴルで売られている食材は輸入品が圧倒的に多いです。

 例外として、お酒、乳製品、肉、はちみつ、お菓子、パンなどが挙げられます。ただ、やはり輸入品がお店の大部分を占めています。



 そして市場やデパートを歩いていると気付くのが、輸入品の中でも特に多いのが、韓国からの物である事です。

 お菓子コーナー、冷凍品、インスタント食品から日用品、おもちゃまで、棚のほとんどがハングル文字で埋められています。韓国製品だけ扱うデパートが存在する程です。理由は、おそらく安く品質の良いものが手に入るから、だと思います。

 モンゴルから地理的に一番近いのは、ロシアか中国ですが、どちらも値段にあった品質のものを提供している感じです。

 もちろん、品質は良いのですが、韓国の物と比べてしまうと、どうしても劣ってしまう気がします。野菜や果物のほとんどは中国産なんだから、大きく文句は言えないんですけどね。谢谢ありがとう,中国!!

 あ、それとロシアはアイスが美味しい。ロシアのアイスは最高。ロシアンアイスは正義。ロシアと言えばアイス。アイスと言えばロシア。アイスロシアロシアアイス



 閑話休題落ち着こう



 対して韓国製の商品は値段以上の出来です。日本製の商品に良く似ています。

 ポッキーっぽいお菓子だったり、かっぱえびせんみたいなお菓子まで。韓国の商品は日本のものに味付けがすごく近いです。日本のお菓子があまり出回っていないので、いつも韓国のお菓子に助けられています。감사합니다ありがとうございます!!

 地理的に、品質が良い商品が一番近く手に入るのも韓国ですから、韓国製の商品が出回っているのも頷けます。


 さて、全体的に見ると、圧倒的に韓国産の商品が多いのですが、お菓子コーナーだけを見ると、圧倒的に多いのが、ウクライナの『ROSHEN』という会社の物です。お土産で友人に渡すものも、大体がROSHENのチョコです。お菓子コーナーの約7割がROSHEN。あとは韓国と中国のお菓子が1割。その他に日本、マレーシア、イギリス、ドイツ、などなど。

 ROSHENは神。ROSHENのお菓子にハズレなし。いつも助かってます。


 洗剤などの日用品コーナーに行きますと、アメリカ製の物が増えてきます。なぜだろう。アメリカの洗剤が有名なのかな?


 化粧品やシャンプー、美容品などは、ほぼ全て日本のもので埋められています。どこかしこも日本語。日本製の美容品だけを並べたコーナーまで設置されている感じです。いつもお世話になってます。



 さて、ということで、今回はモンゴルウランバートルの市場やスーパーマーケットで見かける輸入品についての話でした。

 次回は多分、お金の話になります。多分。





追記:

 どうでも良い話ですが、私が良く行くデパートのお菓子コーナーで、たまに日本のお菓子を見かけるのですが、この間たけのこの里を発見いたしました。たけのこだけ。きのこはありませんでした。これは戦争が起こりそうですね。

 ちなみに私はどちらも好きです。

「食えるならそれで良い」というスタンスで生きています。

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