安らぎ
夢を漂うのは怠惰と喜悦の娯楽で在る。私は覗く人間を知らず、胡蝶の如く可愛らしく。されど危険を報せると、遍く私が現を潰す。潰れた現は暗く蔓延り、悪魔の囁きも届かない――混沌の言葉も――ああ。私は何て、慈悲深い生命体なのか。罪を重ねた皆々が贖罪を拒み、己の在るべき空間へ覚醒する。神の力も無碍に陥ったのだ。莫迦の所業も判らない。阿呆の愚痴も解らない。地球の神々も恐れない。畏れるべきは私だけなのだ……迷える
――俺は
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます