やりたい事は今やろう。書きたい物はすぐ書こう。

第1話

皆さん、そうやってるとは思うんですけれど。

年を取ってしまった、みゆき姫は、今年つくづく感じた事がありまして、ここに書いておこうと思いました。

若いっていいなぁと思います。

たくさんの時間が残されていますから。

年を取って書くというのは、とても大変なのです。

今、こうやって書いてる分には、なんとか文字が見えて書けるのです。

だけど、読む時には、文字が見えません。

まだ老眼鏡を作っていないので、虫眼鏡で見るしかありません。

小説を書く為には、自分の作品を何度も読み返さなければなりませんからね。

老眼になる前に、たくさん書いて欲しいのです。

書く、ことだけではありません。

食べる事、遊ぶ事、これも若いうちにたくさんやっておいて欲しいです。

いつか食べよう。

いつか行こう。

そう思っているうちに、年を取ってしまいます。

ありきたりなことを言っていると思うかもしれませんけど、本当に本当に大切な事なんです。

今、食べたい物はなんですか？

今、行きたい場所は何処ですか？

なるべく早く食べてくださいね。

なるべく早く行きたい所へ行ってくださいね。

書く事も大事だけど、今やりたい事もたくさんやってくださいね。

やってみたいことありませんか？

チャレンジしたい事はありませんか？

友達とたくさん遊んでくださいね。

大事な友達とはずっとずっと連絡を取り合い、ずっと友達でいてくださいね。

友達はどんどんいなくなりますから。

後悔する事が多い人は、やりたい事を先延ばしにしてきたからかもしれないのです。

書く事が好きなら、尚更、いろんな場所へ行って、いろんな経験をして、いろんな人間を知っておいた方がいいですよね。

叱られて悔しい思いをしても、それを作品に生かせばいいのではないでしょうか。

いろんな思いをした人の作品は、想像だけで書く作品より、イキイキとしてくるものだと思います。

何があっても逃げないで、チャンスだと思って乗り越えてください。

悔しい思い、悲しい思い、楽しい思いをしながら、人生を送って、素晴らしい作品を書いてください。

私にはもう出来ない事も、あなたならきっと出来ると思います。

今すぐにやりたい事、頭に浮かびましたか？