第61話マラソン競歩の北海道開催について(追加修正済み)
マラソンと競歩の東京から北海道への開催地変更は最善の策とは言えないが、良かったと思う。出来れば異常気象に備える体制造りにも配慮して欲しい。
北方4島からの観光客増加にも期待したい。また北海道と東京の中間に位置する東北地方への経済効果にも期待したい。
しかし今回の問題は、もっと早い段階で東京都の方から提起すべきだったと思う。そしてトライスロン、馬術、ゴルフなど危険視される他の競技も対応を含めて議論し、最善の策を追及すべきだったと思う。
実は、この問題に私が関心を持ったのは今から6年前のことです。9月、東京を車で通過し残暑の厳しさに絶句しました。その一年前に総務大臣をされた佐賀県選出の原口一博氏の奥さまが熱中症のような症状で倒れ、そのまま他界するという事件が起きました。東京の暑さで肌で感じ納得せざる得ませんでした。それから自分で思いつくまま各方面への働きかけを始めたのです。
3年前には当選直後の小池都知事にメッセージを送り続け、組織委員会長の森元総理を動かす必要があると思い、森元首相のかっての選挙地盤である石川県競歩協会にメッセージを送り、また金沢市市役所にもお邪魔し、競歩大会の金沢市誘致をお願いしました。金沢市は夏も早朝は日本海から吹き込む風で涼しく融雪装置を使うことで町全体を冷やすことも可能、また競歩か盛んな地域でファンも多く、審判判定が難しいと言われる大会開催も容易だと訴えたのです。金沢市に競歩会場を設けることで、北海道へのマラソン会場移動も容易になると思ったからです。もちろん金沢市に競歩会場を移すことで北陸や周辺への経済効果も期待できると思ってのことです。
多額の予算を費やして東京での競歩会場建設が進んだ最近では、噂に聞くアメリカマスコミの影響も少ない筈のパラリンピックを10月に遅らせ秋の大会と称して、危険視されるマラソンなど多くの屋外競技を秋に行う。出来れば健常者と障害者の競技を同時期同一場所で行い競技会を盛り上げ、かつ大会運営を容易する。逆に夏の大会には酷暑の影響の少ない障害者の競技を行うということを提案し続けていました。
来年のオリンピックパラリンピックの結果次第ではリニア新幹線開通に伴い首都移転の議論を始めるべきだと思う。
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