第4話 ソビエト強制収容所関連
ソビエトについての資料
レーニン後、スターリンがオールドポルシェビキを処罰しだした、いわゆる「スターリンの大粛清」時代の資料が中心です。
『ソビエト強制収容所』
…三笠書房発行。アレクサンダー・ドルガン著
著者はニューヨーク生まれのロシア系アメリカ人。父の働くソビエトに一家で移りモスクワのアメリカ大使館に勤務中の1948年、自宅を出たところを秘密警察に拉致・逮捕されスパイ容疑で7年7カ月、何か所もの強制収容所でか国の拷問、尋問、労働を強いられた記録。釈放後も強制的にソビエト市民権をとらされていたため帰国できず、それからさらに15年後、やっとアメリカ市民権を復活、帰国し家族と会う事が出来たという悲惨さ。
『被告―ソヴィエト大粛清の内幕」
…新泉社発行。A・ワイズベルグ著。荒畑寒村訳
1953年早川書房出版の旧版と、1972年新泉社発行の新版がある。いずれもスターリンと直属組織による政敵をはじめとした古参党員のでっち上げ裁判、拷問、処刑の様子が記してあるが、やや観念的。訳が荒畑寒村というところがミソ。
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