用語集
世界観
●軍事・その他技術関連
本作の世界では航空技術が発達しておらず、2041年現在でも航空機はレシプロが主流である。だが斥力推進だけは存在し一般にも認識されている(さすがに一般流通こそしてないが)。
また、上記の状況の割には電磁誘導などの技術がかなり発達しており、マスドライバーと斥力推進だけで宇宙進出をしている。
これは火薬火器の技術が極限まで達したとされていた時に起きた新技術導入による技術革新による影響が大きい。
具体的に何が起きたかというと、
・大艦巨砲主義によって砲火器が巨大化していくが、一国が運用できる範囲で一隻として建造・維持できる最大量には多かれ少なかれ自ずと限度が生じてしまう
※・・まず巨大な艦艇を建造するのに大量の資源や人員が必要であり、また搭載する砲火器用に大量の砲弾を用意しなければならないからだ
※・・さらに、砲の口径が大きい程一発の威力は勿論のこと飛距離も長くなる傾向にあるのだが、その反面で遠ければ遠い程散布界は広がっていき命中率が低くなる
※・・極めつけは人型機動兵器【騎甲戦車】の存在が大きかったであろう、この兵器は空母程の専用スペースが無くても一定数運用できる為戦艦や重巡洋艦などの大型艦艇でも運用されることが多かった
※・・結果的に無駄弾を可能な限り消費せぬ様、及び騎甲戦車を敵艦へと乗り上げさせる為に有視界戦闘が起こりやすかったという本末転倒な状況となっていたのだ
・その為、一隻あたりに巨大な砲を可能な限り載せるのではなく、一隻あたりに小口径でも大量の武装を載せるという『大艦多砲主義』の風潮が強まった
・これにより近接防御システムなどの迎撃用の小型火器もより発達していくこととなる
・だがやはりより良いものを求めるのが人類の性というものか、比較的小型でかつより威力を求める様になった人類は電磁誘導の技術を流用することで電磁砲を割りと早い段階で開発する
・特に電磁誘導の技術は日本が最先端を行っており、実質的な旧技術と化していた火薬砲と電磁砲を掛け合わせた【電磁加速砲】の開発に成功し現在も配備している
・さらにある程度発達してきた頃には、電磁力を用いた斥力推進がマスドライバー完成とほぼ同時期に開発される
という経緯が、大まかにではあるが起きたのである
●世界地理
この世界のユーラシア大陸には現実に於ける朝鮮半島にあたる陸地が存在せず、そこを含めた日本海側は至るところに巨大なクレーターが点在している
その為本来大陸棚となっている浅い海の中で所々に異様な程深い海域が存在している
●古代の文献について
この世界では海に面する国の至るところにアトランティスに関するとされる『大陸ごと海底に沈んだ国』に関した文献が多数みられる
日本でも『竜宮城はアトランティスと何らかの関わりがあるのではないか』などと言われているが真偽は定かではない
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