閉じる
表示設定
目次
ぼくのおばさんの休暇
気ままで自由なおばさんは
いつもひとりであらわれる
きみの顔が見たいのよ
なんて言う
そんなこと言われても
にこにこ顔のおばさん
今日も天気がいいみたい
さあ一緒に出かけるよ
にやにや顔のおばさん
素直についてはいけないよ
ぼくはもう
あなたがいくつになったって
わたしはあなたのおばさんよ
もちろん確かにそのとおり
でもね
むかしみたいにできないよ
そんなにべたべたされてもさ
おこづかいあげるから
ついておいでよ
どんどん先に行っちゃった
ぼくがいかなきゃどうすんの
でも おばさんには ばれている
ぼくは しぶしぶ ついてゆく
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます