願い幸わう

果ての見えない天を仰ぎ

瞼を伏せて両手を固く結びました

私が巡ってきた全ての道が一気に

とりどりの景色となって流れていきました

それらが帰着する先には

小さな小さな光が見えます

鳥になった私は

光に向かって飛んで飛んで

その先で幸せに笑う私を

確かに見つけたのでした

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