その5
いきなり抱きついてしまったのが今更恥ずかしいのか、ナナシノが居心地悪そうにしながら室内をぐるぐる歩き回っている。
「……お部屋、広いんですね」とか、「あ、ロボット掃除機。うちにもあります……色が違いますが」、とか、「羊のぬいぐるみ……可愛い……」とか、明らかに話題を逸らそうとしているが、もう無駄であった。
急須を使うのが面倒だったのでグラス二つにペットボトルの烏龍茶を注ぎ、テーブルに置く。僕がソファに腰を下ろすと、ようやく落ち着いたかのようにナナシノが少し離れた隣に腰をかけた。
ロボット掃除機がナナシノの足元をすいーっと動いている。
ナナシノは一口お茶を口に含むと、潤んだ目で僕を見た。今にも壊れてしまいそうな庇護欲を唆る表情は食べちゃいたいくらい可愛らしいが、僕は知っている。ナナシノはこんな儚い表情をしておいてかなり……積極的だ。
「どうして……探しに来てくれなかったんですか? 私、待っていたのに……」
初っ端から答えにくい事を。
確かに、探そうとすれば探せた。僕はこれでも真っ先にナナシノの無事を確認したのだ。
無事を確認し、満足した。僕とナナシノの考える互いの関係には恐らく大きな差異が存在する。
どう答えればナナシノが納得できるか、数瞬迷い、思うがままに答えることにする。
「貸し借りはチャラになっただろ? 後はナナシノが無事に帰れた。それは確認したよ。それで、僕達の関係は終わった。そして、これ以上関わるつもりは……ない」
「…………え?」
確かに、僕は最後にナナシノを抱いた。だが、それは貸し借りの精算のためだ。
悔いを残さないためだった。僕にはナナシノに大きな貸しがあった。意思は確認したし、最大限に譲歩している。
僕は自分の欲を押し殺して彼女を帰した。義理は通したつもりである。僕の考える僕とナナシノの関係はそれで終わりなのだ。
そこから先はまた別の話で、僕はその先に話を進める必要性を感じなかった。
「僕はアビコルの世界を捨ててナナシノを選んだ。言っておくが、ナナシノが見たアビコルの世界はほんの表層だ。あの世界はナナシノにとって厳しすぎる。だから、君を帰したんだ。これは…………僕のエゴだよ。僕も我慢しているんだから、ナナシノも我儘言わずに我慢してくれ。これで終わり!」
ナナシノが愕然とした表情で僕の話を聞いている。そこに親愛のような物は感じられない。
手慰みにぬいぐるみのように微動だにしない羊を持ち上げ、ナナシノに渡す。
いや――本音を言おう。僕はその先に話を進めるのに強い恐れを感じたのだ。
ナナシノは僕を好いてくれているが、もしもこの先の冒険が続いたとすれば、恐らく――僕とナナシノはうまくいかない。
偉大なる魔導師はナナシノをストッパーとして召喚した。だが、いずれ僕の『最強』のエゴはナナシノを押しつぶす事だろう。
ナナシノは優秀だ。可愛らしいし性格もまあ面倒なところもあるが悪くない。ストッパーとして彼女が召喚された事は、僕にとって幸運だが、恐らくナナシノの人生をめちゃくちゃにした。
僕は一般的な観点から見て――上等な人間ではない。アビコルを抜いたら取り柄も思いつかない人間だ。
召喚してくれと頼んだのは僕ではないので僕は一切責任を感じていないが、まぁこれ以上不幸にする必要もないと思うくらいに僕はナナシノを好いているのだ。
記憶を消せるなら記憶を消していた。だが、アビコルにプレイヤーの記憶を消去できるようなシステムは存在しない。
壊れたのか、僕の足元にまとわりついてくる掃除機を蹴っ飛ばす。
「つ、つまり、それは――」
ナナシノがもふもふ羊をいじりながら、つっかえつっかえ言葉を紡ぐ。
彼女は頭の回転の早い人間だ。僕の意見は自分勝手なものだが、きっと理解してくれるだろう。
そして、ナナシノがぽろぽろ涙を零しながら言った。
「ブロガーさん…………私に、私の身体に、飽きちゃったんですか?」
「……ナナシノさぁ、僕の言うこと聞いてた?」
「何が、何が悪かったんですか? せっかく恋人になったのに――初めてでわからなくて――治す。治しますッ! 言うこと、聞きますッ! あんまりですぅッ!」
……欲望に糞弱い所かな。後、恋人にはなった記憶はないんだけど。
だいたい、治してほしい所なんてない。彼女の積極性は僕の予想以上だった。
言うこと聞きますも何も、前回も僕が冗談半分で言ったこと全部やってみせたし、完全に負けていた。体力も有り余ってるし、僕の方がブレーキ踏んでたよ。僕が準備してたからいいけど、避妊とかも全く考えてる素振りみせなかったし、あれで処女とか、冗談じゃないよ。
ナナシノが眷属だったら間違いなくサキュバスだ。腹上死する。
ナナシノが僕の胸に飛び込んできて、わんわん泣く。放り投げられ押しつぶされた羊が短く、苦痛の鳴き声をあげた。
テーブルの上に置いていたグラスが倒れせっかく注いであげた烏龍茶が広がる。
「ずっと、ずっと、いっしょにいでくだざいッ! せっかくまた会えたのに――いやぁッ! 撫でて、抱きしめてッ! 好きです、愛してるんです……ぜんぶ、あげますッ! 私の、ぜんぶ、あげますからッ!」
これが――光の者である。僕はわんわんと年甲斐もなく泣くナナシノに早くも屈しつつあった。
感情の篭った情熱的な言葉に勝てる者などいるだろうか。
闇の者のエゴはだいたい光の者の感情と勢いに負ける。恐らくナナシノの言葉は一時の気の迷いなのだろうが、それがわかっていても負ける。
そういう意味でナナシノは確かに僕のストッパーに相応しいのかもしれない。
なんだかあれこれ考えていたのが馬鹿らしくなってきた。
別に僕もナナシノの事が嫌いなわけではない。僕にナナシノは勿体無いと、考えていたのはそれだけなのだ。
サラサラの髪を撫でながら、説得するように言う。
最初に出会った時はまさかこんな関係に陥るとは予想だにしていなかったが……。
「あー、わかった、わかった。わかったよ、ナナシノが嫌になるまでは一緒にいてあげるよ」
きっと後悔すると思うんだが……この分だと僕の方が後悔するかもしれないな。
部屋は酷い惨状だった。テーブルから漏れた烏龍茶がカーペットにしみを作っている。幸いなのはノートパソコンにかからなかったことだ。
ナナシノがゆっくり身体を起こし、真っ赤な顔で言う。
「ッ……ごめんなさ、い。恥ずかしい所を……」
本当に恥ずかしいよ。言っている内容も抱きついて来たこともこの上なく恥ずかしいよ。動画にとって編集付きでナナシノの友達に見せてやりたいところだ。
今更グラスを倒してしまった事に気づいたのか、ナナシノが慌てたように周囲を見回す。
「!? あぁ、こんな――ご、ごめんなさい。何か、ふくもの……ふくものありませんか!?」
「……いや、大丈夫だよ」
「うぃーん……がしゃん、がしゃん……」
頬を紅潮させ、どうしていいのかわからないといった様子だったナナシノの目が丸くなる。
テーブルの下を動いていた黒いロボット掃除機の下部から足が生えていた。ロボット掃除機はそのまま器用にテーブルの上にのぼると、何事もなかったかのようにテーブルの上の掃除を開始する。
しみ抜きから液体処理まで、うちの掃除機は完璧だ。
ナナシノが完璧な仕事をするロボット掃除機を見て、真っ赤に充血した目をこすると、間の抜けたような声で尋ねてきた。
「え? ……えぇ? そ、それ、ど、どこに売ってるんですか?」
「ななしぃ。我は、非売品だぞ。うぃーん、がしゃん、がしゃん――エラー。通信障害、発生中。【黒冥界】との同期が取れません。世界の次元が違います。我はこの変な世界で酷い命令をする主の下、ひとりぼっちです。おーばー」
「!? ?????????」
ソファの下に落とされて不貞腐れていたひつじさまが短い手足を駆使して、テーブルの上に飛び乗る。そのままてこてこと歩くと、こぼれたお茶を掃除し終わった掃除機の上に伸し掛かった。
「訂正。この変な世界で、ひつじさまとふたりぼっちです。ななしぃ、しんじられるか? あるじ、われに喋るなっていうんだぞ? けんぞくぎゃくたいです。うぃーん」
「……アニメや漫画の見すぎなんだ。迂闊な行動するから外に出すわけにもいかなくて……」
親愛度が下がってしまうので送還しておくわけにもいかず、掃除機にしておくのは苦肉の策であった。幸いなことに最近は慣れたのか、掃除機っぷりも板についている。
窓の近くの大きな鉢植えの中で日光浴をしながらお昼寝をしていたフラーが騒ぎをききつけ、顔をだす。ナナシノを見ると笑顔で近づいてきた。
ナナシノだからまだいいけど、こんな所を誰かに見られたら何を言われるか。
この世界に歩く植物は存在しないのだ。動画撮るだけならCGだと言い張れるが、実際に見られてしまったら面倒なことになる。
足元にやってきたフラーを、ナナシノは目を白黒させながら抱き上げた。まるで夢でも見ているかのような表情だ。
フラーが手足を持ち上げ大喜びしている。掃除機が僕の厳命を無視して、形態を黒い人型に戻した。
「でも、いいものみれたぞななしぃ。われ、ずっとななしぃは、だめな男に引っかかるタイプだとおもってたんだ。なぁ、あるじ? あるじの自分勝手をきかされて前向きにかんがえられるものなんてななしぃくらいだなぁ、きっと」
「???? ……サイレント……さん?」
「久しぶりだなぁ、ななしぃ。さいきんはそうじきの姿が多すぎて、どっちがほんとうの姿だかわからなくなりそうだぞ。あるじが、ネットショッピングでロボットそうじきを検索するたびに戦々恐々する日々です。うぃーん。ココロって……ナニ?」
アイデンティティを失いつつあるサイレント。現代文化に影響受けすぎであった。
ナナシノがぎこちない動きで僕を見て、呆然とした表情で叫んだ。
「な、な、なんで……サイレントさんがいるんですか!?」
「ひどい! ななしぃ、われ、いちゃいけないのか!?」
「そんな……そうことじゃ…………えッ!?」
ナナシノが震える手を伸ばし、ノートパソコンの画面を傾ける。
そこに映っていた写真をまじまじと穴が空くほど見つめ、引きつった表情を作る。
ああ、画面開きっぱなしだったか。
画面に映っているのか、英国風のメイド服を来てはにかむような笑みを浮かべた少女の写真だ。もともと日本人離れした顔つきのため、非常に似合っている。
先程載せたばかりだがお気に入り数は既に一万を突破していた。いい一眼レフを買ったかいがあった。
「シャロ……!? …………ブロガー……さん? な、なんで――シャロの写真が――」
「え……? …………タダ飯ぐらいを置いておくつもりはないから? 放り出すわけにもいかないしなぁ」
やはり男と女では食いつきが違う。僕の昔のSNSアカウントが残っていたのもよかった。最近は少し楽しくなってきたところだ。
丁度タイミングよく、玄関の鍵が開く音がした。
「ただ今戻りました、師匠! 特売品に目移りしてしまって――――え? お、お客さんですか? ………………青葉……ちゃん?」
召喚士をやっていた頃とは違う、洒落た洋服を着たシャロがナナシノの姿を見て、両手に持っていたスーパーのビニール袋を落とす。
ナナシノの方も予想外だったのか目を限界まで見開き、衣装を新たにした親友の姿を何度も見直していた。
§
「いやぁ、なんかよくわからないけど一緒についてきちゃってさ……最後の最後で抱きついてきてたし、多分接触が条件だったんだな。説明書が欲しいよ」
ログアウト後、シャロが側にいた時はどうしようかと思ったが、どうにかなるものだ。
金銭面では余裕があったし、シャロもすっかりここ四ヶ月でこの世界に順応していた。
最近ではコスプレ写真を投稿したり動画を撮ってアップしたり色々やっている。
やはりアビコルのグラフィックはモブであっても最強だ。これで連れてこられたのがエレナやフィーだったら埋もれているアビコルファンからさらなる人気を取れていただろう。
問題は籍だけである。
シャロが慌てたように早口で説明していた。まるで浮気現場を見られたかのような様相だ。
「あの……青葉ちゃん? 私も、師匠に言ったんだよ? 青葉ちゃんの行方を探さなくていいのかって。そうしたら、無事を確認できただけで十分だ、青葉ちゃんには青葉ちゃんの生活があるって――」
「…………」
「それに、お金もなかったし……師匠が仕方ないから家に置いてくれるって……だ、大丈夫、大丈夫。ただの内弟子だから! 青葉ちゃんが、心配するような事はないからッ! ……今のところは」
ナナシノが喜ぶべきか、怒るべきかわからなかったのか、なんとも言えない表情でこちらを見ている。
頬を膨らませると、僕を上目遣いで見た。
「私は……アイちゃんも召喚できなくて――ブロガーさんの事、ずっと心配していたのに……ブロガーさんはサイレントさんやシャロと一緒に楽しくやっていたなんて――仲間はずれなんて、酷いです」
ナナシノはアイちゃんを召喚できなかったのか……しかし、それは僕のせいじゃない。
僕には力が残っていた。サイレントを召喚したり送還する力も残っていたし、ログインボーナスもちゃんと毎日貰っている。だが、その力は僕が修練の末得たものではなく、与えられたものだ。
チュートリアルが欲しい。
ナナシノが画面を指差し叫ぶ。
「だいたい、なんですか、ブロガー@バーチャルプロデューサー始めましたって!?」
「あるじがぁ、せっかくシャロにはアビコルのイラストレーターから貰った恵まれた容姿があるんだから今度はプロデューサーやろうって。最近はじめたんだけど、きゅうそくににんきがでてきてるんだぞ。しらないのか?」
「え……えええええええ!?」
「いっぱい取材もきてる。あるじはひきこもりだから応えてないけどな」
問題は籍だけだ。籍がなければ部屋すら借りられない。
今はリアリティの高いCGということにしているが、今はよくてもいつか絶対に問題になる。
役に立てるのが楽しいのか、シャロも乗り気だ。こちらは本物なのだ、このままやればてっぺんを取れるかもしれない。
まぁでも、もう終わりか。
二度と顔を合わせないつもりだったナナシノと出会ってしまった。プロデューサーを続ける意味はもうない。
先程まではげんなりしていたが、いつの間にか身体には気力が漲っていた。
目が覚めた気分だ。やはり僕にはこの現実世界は合わないらしい。僕はまだ睨み合っているナナシノとシャロに言った。
「じゃーナナシノ、悪いけど……アビコルの世界に戻ってみるね」
「……………………え? も……戻れる……んですか?」
「…………あるじ、きいてないぞ?」
ナナシノだけではない、シャロもサイレントも呆気に取られている。
そりゃ……ログアウトがあるんだからログインもあるに決まっている。僕の力はまだなくなっていない。
僕がここ四ヶ月、再ログインしなかったのはナナシノが僕のログインに引っ張られる可能性を懸念していたためだ。
ナナシノの力は僕のストッパーである。僕の力が残っているのと同じようにナナシノの力も残っていると仮定すると、最初のように僕のログインと同時にナナシノも強制的に呼び出されるかもしれない。そうなれば僕の決意は全て水の泡だ。
ましてや、トイレ中やお風呂に入っている時だったり、衆目の中にいる時に呼び出してしまえば目も当てられない。
だが、今ならば全ての条件が解決している。
シャロも元の世界に戻せて万事解決だ。次にこちらの世界に戻る時は代わりにエレナ――いや、フィーを連れてこよう。
準備は既に整っている。必要な物は既に全てポケットに入っている。
ナナシノが我に返ったように立ちあがる。
「ま、待ってください、ブロガーさん、私の準備が――靴――」
ナナシノを連れて行くつもりはないのだが、僕の想定が正しければついてきてしまうので準備は必要だ。
なんとか僕一人でログインできる方法があればいいのだが……。
ナナシノが慌てたように靴を取りに行き、無理やり持ってきた大きな鞄の中にいれた。
「ナナシノ、そういえば、その鞄、何入ってるの?」
「…………き、着替えとか、です……」
「…………」
何故、ただ会いに来るのに着替えが必要なのか……詳しくは聞くまい。
サイレントがにやりと口元を三日月にしている。シャロが久方ぶりに召喚士のローブに着替えて出てくる。
表に出していたサイレントやフラー、ひつじさまを念のために『送還』する。
久方ぶりに心臓が高鳴っていた。蓄積したログインボーナスで魔導石のストックも十分だ。
僕の意図に気づいたわけでもなかろうに、シャロが宣言するかのように言う。
「言っておきますが、師匠。私は、師匠から離れるつもりはありません、から」
「僕が死んだら行き来はできなくなるんだけどなぁ」
まぁ、向こうの世界でプレイヤーである僕が死ぬ事はないのだが。
機は熟した。ずっと焦がれた世界はもう目の前にある。
ナナシノが緊張したように拳を握っている。シャロも意を決したように身を固めている。
そして、僕は魂を捧げたその世界を深く想い、厳かに呪文を唱えた。
==あとがき==
最終話です。
これにて、アビス・コーリング、完結になります。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
当初は性格に難ありの主人公という事で前途多難でしたが、こうして後日談についても無事完結まで持っていけたのは長い間応援頂いた皆様のおかげです。
如何でしたでしょうか。少しでも楽しんで頂けたら作者として光栄です。
感想でもご指摘がありましたが、
ここまでアビコル開始時に考えていた筋書き通りになります。
そりゃログアウトがあるならログインもあるよねという事で。
コラボキャラクターや季節イベントなど、まだまだ色々設定の残りはありますが、そのあたりについては別途簡単にキャラクター紹介の形で補足させていただこうかなぁと思います。
今後は別作品『嘆きの亡霊は引退したい』についてメインで進めてまいりますので、もしよろしければそちらの方も宜しくおねがいします!
ここまで楽しんで頂けましたら、評価、感想、レビューなどなどよろしくお願いいたします!
また、ファミ通文庫より書籍版が発行されておりますので、気に入って頂けましたらそちらも宜しくおねがいします。
/槻影
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