工女たちの入浴時間

最凶エリザベス

第1話忘年会

毎年年末に職場の忘年会が泊まり掛けであり、その年は××湖のほとりの○○温泉街のホテルで行われました。

温泉入って、飲んで食べて、二次会に出掛ける人もいましたが、私は行かずに早めに休みました。

翌朝は5時に起きて、前日行かなかった屋上の露天風呂に向かいました。

他に起きてる人がいなかったので、一人でエレベーターで屋上へ。

そこで異変が起きました。

右足を誰が掴んでいて、動かないのです。

例えるなら、うつぶせで寝ている人が両手で足首を掴んでいるような感覚でした。

しかし目の前にあるお風呂に入りたくて、右足を引きずりながら、女湯へ入ってしまいました。

でもそれは私をいかせまいとするものだったのです。


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