宗教について考える

 最近は宗教ってなんやろなと思う事が増えました。何の宗教が流行るのかと言う所も靈界からの流れがあると言う気がしています。かつてイスラム教が人工宗教だったのではないかと言う話も書いたと思うのですけど、キリスト教やユダヤ教にもそう言う疑惑はあるのですよね。

 一説には戦争をするために一神教を立ち上げたんだと言うものもあったり。ユダヤ教の元ネタや、旧約聖書に記されたユダヤ人の歴史の元ネタについての話と言うものもあるようです。


 天啓で始まった教えだって広まるものもあれば自然消滅するものもある。その違いってなんだろうなと。教祖の奇跡だって後世の信者がどんどん話を盛ってますもの。そう言う意味では全てがデマだと思います。あ、今も教祖が生きている場合は違うかもですが。

 見えるものは見えないものに支えられている。氷山のように。この法則に当てはめれば、世界3大宗教とか言われているものは、それらを流行らせようとした勢力が強かったと言う事になりますな。見えない勢力がね。


 かつて日本では大本がすごい勢力を得ていましたけど、アレもあの時代にああならなければならなかったのでしょう。大本の背後の勢力が強かったから日本中に広がった。その後の流れも、弾圧されると言う仕組みを見せるため。全ては神仕組みであり、神芝居。

 神示では宗教はなくなると書いてあります。宗教が必要でなくなると言う意味ですね。つまり、全ての人の靈的感度が高まる。すると誰もが教祖レベルになるので、誰かに縋る必要もなくなると。


 誰もが思っている事が分かるようになる水晶の世。そう言う時代になると嘘は見抜かれるので嘘はつけなくなり、嘘つきは自滅します。そう言う世の中なんて来ない方がいいと言う人は多くいるみたいですが、いずれはそう言う時代になっていくのでしょう。


 私は幸運な事に靈感はないものの、そう言う事柄に興味があったので知識はある程度得る事が出来ました。だから宗教ビジネスには冷めた目で見る事が出来ます。

 先日、いくつかの日本の新興宗教団体の宗教施設を空撮している動画を見たのですけど、施設の紹介と共にその宗教の概要が説明されていたんですよね。日本だけでもこんなに多くの組織があるんだなと感心してしまいました。


 日本は無宗教の国と言われます。困った時くらいしか神頼みをしない人がほとんどです。宗教を意識しなくてもモラルを守れる、そう言う国民性が育まれてきました。他の国では有り得ないとまで言われていますけど、他の国でも同じように出来れば宗教戦争なんて馬鹿らしくてなくなるでしょう。

 今も様々な国で宗教によるいがみ合いがありますけど、全てはいがみ合うように煽られているだけ。その方が都合のいい人がいるだけです。


 そろそろ新しい時代が来ないと、地球の自浄作用がまたリセットにかかるでしょう。一部の人達はそれを乗り越えようと地下にシェルターを作っています。原因を作った人達だけが逃げようとして、果たして上手くいくのでしょうか?


 結局、宗教って言うのはそれが必要な時期に存在が許されただけのもののような気がします。神示には教祖は一代限りと言う言葉もあります。つまり、本来は長く続けるものじゃないんです。跡継ぎが教えを歪めていくんです。最後には似て非なるものになっていきます。

 要するに、神格化が良くないんじゃないかなぁ。素晴らしい人だったけど、人なんだよねくらいの認識と言うか。その時代の偉人の1人だよくらいで。


 キリストの過度な神格化だってキリストの死後に信者同士が議論して決めた結果なんですよね。つまりは勝手な決めつけです。キリストの靈を誰かが降ろして本人から直接言質を取った訳じゃない。生前のキリストは飽くまでもユダヤ教の信徒でしかなかったようです。

 この話を聞いた時は、キリスト教も歪められているんだなと思いましたよ。


 宗教って、ある意味人の靈的覚醒を妨げるものでもある気がします。教えに盲目的に従っていればそれでいい。何も考えるなってものが多いですからね。排他的になっちゃうんですよね。自分の信じるところだけが正しくて、他は偽物とか邪教だと思わせたり。禅とかは違うんでしょうけど。

 仏教ももうむちゃくちゃですからねえ。教えを悪用しているとしか思えない僧もいらっしゃいますよね。宗教ビジネスに走るとねえ。


 スピリチュアル的な考えは大事ですし、そう言う思想は広がっていっていいと思っています。そこに特定の誰かを盲目的に信じましょう的な縛りはいらないかなと。何かをしなくちゃいけない的なアレ、神格化されたビジネスは淘汰されると言うか、そう言うのに気付いて引っ張られない人が増える事を願うばかりです。

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