神人靈媒日記  〜故 矢野シン女史〜

 前回は日月神示の続きだって言う謎の本を紹介しましたけど、それの影響なのか、ただの偶然なのか、神人さんがこのタイミングで日月神示関連の人と霊的な対談をしております。

 どっちが正統かとかそう言うのではないですが、日月神示関係のアレコレが語られていますので、興味のある方は楽しく読めるのではないかと思います。



 〜靈人との対話/故 矢野シン女史〜


 私: 日月神示について皆さまにお伝えさせて頂くことがございましたら、お教えください。


 靈: はい。わたくしは、貴方様にこのようにお伝えさせて頂けます事が、大変嬉しく思います。


 私: こちらこそ、ご快諾くださり感謝申し上げます。


 靈: わたくしは、岡本天明氏が降ろされました神示の解読に携わらせて頂きました。その際、わたくしには不思議なくらい、すらすらと読む事が出来ました。恐らくは神代文字を学ばせて頂けていた事や、言葉についての知識が予め与えられていた事が要因です。そして、御指導くださる靈人方と共に解読させて頂いた経緯がございます。わたくしは神示を解読し、お伝えする御役目を頂きました。ですから、神示をお送りになられました元となる靈団との交信も随所にてさせて頂きました。


 私: そうでしたか。御自身の指導靈、そして靈団との交信をなされながら、降ろされた文章の御解読をなされたのですね。


 靈: はい。わたくし1人の能力には限りがございますが、靈団靈人方々の御指導がございましたゆえに出来た御役目でございます。貴方様と同じく、わたくしも靈媒として生きておりました者でございます。


 私: そうでありましたか。とても親しみを感じます。色々と御指導ください。


 靈: わたくしが貴方様に指導など出来ません。共有出来る話はあるかとは思いますが、貴方様は御立派に御役目をなされておられますから、とても清々しくわたくしは拝見させて頂いております。


 私: お恥ずかしい限りです。そのようにおっしゃって頂き励みに替えさせて頂きます。どうもありがとうございます。

 では、日月神示をお読みになられておられる信奉者の方々に対してお伝えなさりたい事がございましたら、お願い致します。


 靈: わたくしは文字を読むと言うよりは、そこに込められている神意を感じ取り、重要な意を言語化させて頂いたと思っております。貴方様は神示を降ろされた御方でありますから、その経緯はよくご存知であるかと思います。

 ひとつの形の中には、幾つもの要素が予め含まれており、受け取り方は初めから複数あると言う事です。その中から今必要とされる意を、指導靈の方々に御選び頂き、言語化しお繋ぎ頂いたと言う表現が確かな説明となると思います。


 私: はい、その通りです。平面的ではなく立体的に神意を俯瞰させて頂き、その上で一番必要な面を見させて頂きながら、その一面から放たれる神意を言語化させてくださいました。一文字の中には、すでに複数の要素が含まれています。


 靈: はい。おっしゃられている意思が共通いたしております。審神者として申し上げました。


 私: ありがとうございます。


 靈: わたくしが一番困難な状況であったのは、お邪魔だてされる方々が多くなり、わたくしの思考を弄り、正しく判断出来ない状況へと陥れられた事です。いっぺんに何人もの方々に話し掛けられ、どなたの話を聞けば良いのか分からなくてなったような状況に似ておりました。また、直接的な身体への嫌がらせも多くございました。いわば靈症による苦悩でございます。


 私: わたしの場合、靈存在による嫌がらせ行為は、神示を降ろす際はございませんでしたが、それ意外では非常に多かったです。


 靈: やはり、この御役目は敵が多く、いわゆる反体制靈団の数の多さ、大きさに苦しめられたと言う事です。


 私: そうですね。数が多過ぎるのです。除靈し続けても終わりがない状況下で、身体が疲弊してゆくような苦悩があります。それでも御役目を続けさせて頂けるのは、守護靈団による御力添えがあるからです。苦あれば楽ありで、癒しも多く与えられるために続ける事が出来ます。


 靈: はい、よく分かります。わたくしは解読の御役目をさせて頂き、後期におきましては、攻撃が非常に強くなってきたために休ませて頂きました。ですから、他の方々が解読に当たられました。内容に違いが見られるのは、そのためでございます。真偽と言うものは申し上げる事は出来ませんが、経緯だけをお伝えさせて頂きます。ご察しくださいませ。


 私: はい、分かります。いずれにいたしましても、読み手によって受け取り方は異なりますので、同じ課題であるかと思います。


 靈: おっしゃる通りです。わたくしもその部分に答えを得られましたので、身を引かせて頂きました。最終的には個々の御判断次第ゆえに、どこまで何を学び取れるかと言う課題でございます。

 わたくしは貴方様とお会いさせて頂き、確信出来た事がございます。岡本天明氏もこちらに居られますが、靈団の意思の受け継ぎがなされ、時を越えて必要な時代における教示がなされていると言う事です。


 わたくしが生きていた時代と、貴方様がおられる時代におけます状況の違いに対する教示が異なると言う事は、靈団は時代相応の教えを継続して御与えになられており、普遍的な要素ばかりではないと言う事です。ですから、現在は現在の神示があり。その時の教えが必要なのです。

 恐らくは、古くから神示に御縁ある方々は、古い神示ほど尊く信憑性が高いと言った評価に滞り、狭い価値観に囚われ、新しい神示に対する敵視をなされておられるのではないでしょうか。


 わたくしは、岡本天明氏らと共に神示解読に関わらせて頂いた靈媒の1人として申し上げさせて頂いております。時を越え、このようにお話出来る方は限られております。そして、その時が訪れたゆえに申し上げさせて頂きたいのでありますが、このお方は御役目を全うなさる大変誠実な靈媒でございます。皆様にはどのように御映りになられているか分かりかねますが、ひとつ言えます事は、やはり個々の学びの在り方、靈性相応の捉え方になると言う事でございます。


 靈: わたくしが本物であるかどうかと言う審神者につきましても、正しく見極められる靈能者がどれほどおられる事でしょうか。この方が降ろされている靈示には、大きな靈団が背景として現存いたし、古からの脈々とした靈系を継ぐ宇宙靈団からの御指導がお与えになられております。

 ですから、現在に生きられておられます方は、現在の神示、靈示を中心に考察なされます事をお薦めいたします。過去に囚われない事が、魔の仕掛けた罠から抜け出る鍵となります事をお伝えさせて頂きます。


 私: ありがとうございます。この度のお伝えに対し心より感謝いたします。大変感激致しております。今後共お力添え頂けますよう御靈団、御靈人の皆様方に切にお願い申し上げます。


 靈: いつでもまたお声掛けくださいませ。この度はどうもありがとうございました。大変嬉しくお繋ぎさせて頂きました。靈団靈人共に御役目、愉しく関わらせて頂いております。靈症はまだまだ多かろうかとは存じますが、わたしたちも出来る限り御対応させて頂きます。


 私: ありがとうございます。心強い限りです。今後共どうぞ宜しくお願いいたします。


 2021.9.11 神人 拝



 靈界からのメッセージと称していても、一般人には真偽が分かりませんよね。大川隆法氏がそれ系のものを連発してしまったので、更にそのイメージが強くなってしまいました。彼のアレはイタコ芸とか言われちゃってますし。

 なので、この靈的対談も色んな捉え方をする人がいると思います。素直に感じた事を信じてください。それでいいんじゃないかな。


 大事なのは判断を人に委ねない事。誰の意見であっても『そう言う情報があるんだな』と一旦棚の上に置いて、そこから自分の経験やら他の情報やらとすり合わせてから、受け入れられそうだなと感じたものをいただくようにしてくださいね。

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