令和三年二月八日の三六九神示

 油断をしていたら新しい三六九神示が降ろされていたので、今回はこちらを転載しますね。今回も転載にあたっては読みやすいように読点を整理して、明らかに打ち間違いと思われる部分は修正しています。後はよみがなを多少追加していますね。

 ただ、打ち間違いかどうか微妙なところは直していません。訂正した部分が間違いの可能性もあります。その辺り、あらかじめ了承してくださると幸いです。


 では、令和三年二月八日の三六九神示をどうぞ~。



 北、南。荒れる世界のその中にうしとらの金神こんじんうつしの世のえんと現れて三千年、この方の善と悪とを裁くぞよ。世界の人類はコロナコロナと恐れておるが、コロナより恐ろしいのは神を下敷きにいたし、思い上がりた今の人類の為しておる事であるぞよ。

 経済を発展させ、金の力でこれまでにない栄誉、栄華の楽な世の中を開かんと世界の国々はしのぎを削っておるなれど、その経済の発展の元はこの地球の資源であり、その恵みを争い貪り築き上げた今の文明であるぞよ。


 人民は我が身の都合の良い事を善となし、都合の悪い事を悪となしておるが、神から見た善と悪は、人間だけの損得で決める善と悪とはちと違うぞよ。

 この地球に人類を住まわせ、御魂の親神の願いのまにまに、それぞれの御魂の特技特性を持ち寄りて、うまくにと開かせたいのが神界の初発からの念願でありたが、今の人類は与えられた自由意志を良い事に神意から段々外れ、今は地球の生命を吸い取る寄生虫の如くなり果てておるぞ。

 しかし、是れも人類成長の段階でありて、大きな試練の後にその事に気付くぞよ。


 本来、霊止の身は生命化育の神業に仕えるのが使命なれど、地球の資源、鉱物植物あらゆる物を貪りて、生態系の連鎖を人間だけの繁栄の為に大きく狂わせて、動植物もその末、人間も滅亡の淵に追いやらんとしておるが神から見た一番の悪事であり、その道はその末この地球の調和を欠き、大いなる怒りの災いを受けねばならぬ事となるのであるぞ。

 そんな先々の事などどうでも良い。今さえ楽な暮らしが出来たら良いと思うのが人間の心であり、世界人類の幸せより先ず我が身、我が国栄えを願い、それが為に無益な戦争を起こすのであるぞ。


 人類の滅亡等遠い先の事で今の自分などには関係ないと思うであろうが、刻々の積み重ねが千年となり、一万年となるのであり、今今の思いの積み重ねが禍とも福とも現れるのであり、今後十年の人類の有り様が人類の伸るか反るかの二通りの分かれの上に立たされておる事をそれぞれが今から思い、少しでも地球の浄化に務めて参らねば、今のままとんとん拍子で経済の発展のみに走れば取り返しのつかぬ事となるぞよ。


 人民は知恵や学に思い上がりて、神等なくとも人間の力で地球も宇宙も自在になるとのぼせ上がりておるが、この度の新型コロナウイルスでさえその対策に戸惑い、世界中がごたついておるではないか。

 くどい程申してあるが、もとありて、末あり。根のありて、幹や枝葉も栄ゆるがことわり。土の中の目に見えぬ根を忘れ、奇麗な花や実ばかり求めておるのが今の人類である事に氣づかぬか。本や根こそ、神の働きであるぞ。


 神人和楽の世を開く神界の初発からの念願は今も変わりないから、天も地も裂けるようなおおみそぎがありても、残すべき御魂の者は残して地上天国を開きてまいるが、今、令和の世となりて三千年の人類の犯した罪科の大禊ぎ審判の皮切りとなりておるのが、ひとつにコロナウイルスであり、これまで平和に豊かに参りたが、何かの間違いはなかったかと考える試しであるぞよ。

 山を崩し海を埋めジャングルの木を切り、金の儲かる農園をいたし経済を発展させ、人類だけの繁栄、結構な暮らしを善しとして来たのであるが、その大いなる自然の破壊はその末に動植物だけでなく、人類の滅亡と繋がりゆくのであるぞ。


 何程神が厳しく申しても、体主霊従からたまと化した人物は聞く耳を持たず、益々この地球を汚し穢してゆく有様。現の世を生みし神やホトケも、人間の都合勝手の願いを聞いてくれるものにしてしまい、まことの神は封じられ、神社仏閣は人間の我欲の固まり、凝霊こりがみの巣となりておりた三千年の歩みでありたが。

 時節まいりて艮金神、国常立大神を始め世の元からの神々表に出て、睨みをきかす世となりたから、包み隠しておりた悪事は露見し、汚し穢した地球の浄化の為、風水火の荒神の浄化は厳しくなり、世の中段々悪くなり行く如く見えて来るのじゃ。


 神を恨みてくれな。皆、人間の我欲で為して来た結果であるぞ。浄化厳しき中でも、神人和楽の世を開かむとする初発の神の念願を忘れる事なく勇気を出し、この節を越さねばならぬのであるぞ。我が身勝手の願いでなく、天地弥栄、日本鎮国、世界平和、万民至福の祈りを重ね歩みゆくのじゃ。必ず闇は晴れ嵐も去り、日の出の守護の朝が来る事を忘れる事なく歩むのじゃ。

 易くは終息いたさぬコロナであれど、日々の祈りの誠で歩めば大難は小難にいたして守るぞよ。


 この度のコロナだけではない。人類はこれからも様々な試練を乗り越えねばならぬが、その度に髪の毛一本作れぬ人間であり、天地自然、そして人々の恵みや助けあって生かされてある事をさとり、身魂を磨き、現の世の御用努め果たしては御魂の親神の元へ帰れる神人と育たねばならぬぞよ。

 日々新たになる生命の幸倍いかみしめよ。祈りを重ね、魂の勢い弱らすなかれ。



 言霊神也。ン。


 令和三年二月八日。龍華斎 修聖拝写。



 内容としては、今までの自分勝手な人間中心主義の営みをやめなければならないですよと言う忠告ですね。人間は生きとし生けるもの全てと仲良くするために生まれたのにと。これからも様々な試練が起こるけど、どうにか耐え抜いてくれよと。

 内容で言えば今までに何度も目にしてきたような神様からの警告ですが、「ああいつものあれね」で軽く流すのではなく、まだまだ人類はこの境地に達していないのだなと素直に受け入れる心でありたいものです。

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