令和2年2月の三六九神示

 大日月地神示に続いて、三六九ミロク神示でも新しいものが降りていたので、こちらもそのまま紹介したいと思います。降りたのはこちらの方が先だったのですけどね。私が気付いたのが今頃だったと言うだけで。

 三六九神示は世界情勢にリンクした内容を語ってくれるので、リアル感が他の神示よりも強いのが特徴かなと思います。

 信じない人は、ただの読み物として楽しんでくだされば幸いです。



 今は八九十はくと四九三しくみの世と申してあるぞよ。八九十は、白兔とも言えるのじゃ。世界人類、をむかれて生まれ替わらねばならぬのじゃ。


 その昔、わにを騙して、その仕返しに皮をむかれて苦しんでおりた白兎が大国主尊に水で身を浄め、ガマの穂の上で寝ておれば治ると教えられ、立直りて素直に神仕えいたすようになりた神話があるが、これは今の人類の事でもあるぞよ。


 嘘偽りの言葉で騙しあい、天地の神の恵みで生かされておる事を忘れ、人間の知恵学だけで、この文明の世を築きた如く思い上がりておるが……何もない穴倉暮らしからこの便利な世となりた事は結構であり、賽の河原の石積の如く、積んでは崩れ、又積み直し、七転八起の結果であるが、思い上がりたまう今の文明が進めば如何になるか。如何に文明は進みても核兵器山積みの今の世、ボタンひとつ押せば世界は壊滅してしまうぞよ。


 それを避ける為に、世界人類、利己主義われよしをむかねばならぬのじゃ。



 今、中国より発したコロナウイルスによる肺炎で世界中の人民杞憂しておるが、是は世界人類を自在にせんとたくらみ、思い上がりておる中国への警告でもあるぞよ。

 災いの裏には必ず人間に対する氣づけがあるぞよ。


 今、神界では、大難を小難といたす為、浄めの力強き丹生都にふつ比売ひめの活動が現れておるが、世界の国々も人民も利己主義の心を改めて、和の道へ返らぬと、だ厳しき警告いたさねばならぬぞよ。



 ても、あめ之御のみ中主なかぬし神、たかむす神、神皇かみむす霊神、うま葦芽あしかびひこ神、あめの常立とこたち神の五柱を別天ことあま神と申し、かくりに坐し、姿は見せぬが、国常立くにとこたちみことを始め八百万の神々や万物は、この五柱の神によりて鳴り成りたのであるぞ。


 故に、形ある現の世では五の数が基となり、五行(木火土金水)五常(仁義礼智信)、五情(喜、怒、哀、楽、欲)又、人体も五体と言い、手足の指も五本となり、数も五の奇数偶数に分かれる如くであるぞよ。


 霊より体、無より有とかびの、生命を芽吹かせるのがあし芽美かびひこ神の働きでありて、発酵させる酵母菌や、又病気の原因となるウイルスなどの菌も、葦芽の神の息吹に湧くのであるぞ。

 その菌が良き働きになるか、悪しき働きになるかは、人間の有り様によるのであるぞ……。


 人類が今日まで生き延びて来た道を返り見れば、この度の新型肺炎どころではない、流行の病いを耐え、その中で免疫力も増し、医術の発展も見たのであり、災い転じて福と為す道を歩みながら知恵や学を磨いて来たのであるぞ。


 これから人類が末永く生き続けてゆく上には、風水火、地震、噴火、雷等の自然の浄災、温暖化等の地球の環境気候の変化、地軸の変化、宇宙との関係変化、様々な流行病、わけても核兵器を使う戦争、様々な大節を越え、その災いの中から様々な事を学び、今より一段も二段も賢く成長せねば、末永く人類が存続出来ぬ事はもう明らかな事であるぞよ。

 我が我がの嘘偽り言葉で騙し合いの争いを重ねれば、人類の滅亡は日一日と近よるぞよ。


 大宇宙大自然と共にある神々の恵の中に生かされ、人はそれぞれ因縁による縁をもって歯車の如くかみあいてこそ、生きてゆける事をしかとさとらねばならぬぞよ。


 世界の国々も人民も、我が仕合わせを願えども、一人だけでは生きてゆけぬ事は当たり前の事であり、我が我がの意地張り事をやめて国々も人民も仲良く助け合いてゆけば、それで地上の天国となるのじゃぞ。

 されど、これまで作って来た核兵器や原発やその処理が大変じゃ。金儲けどころでない、核の処理をどうするか。世界中で考えねば間に合わぬぞよ。


 さあ、この日本の国でオリンピックを開く年、中国の大将が日本へ来るかも知れぬ年。そのような年に中国から新型肺炎の発生した事は、中国だけの事でなく、世界の人類が神理の霊主体従の道から外れ体主霊従の道に走り、自然との調和が人の和の道を外れ、金儲け経済の発展のみに心奪われ、汚れ穢れを垂れ流しの状態である事を反省せねばならぬ。警告である事を知らねばならぬぞよ。


 人間は常に恵まれた豊かな暮らしを求めてゆくが、その中で様々と思い上がりて道を外れ、楽の後に苦の道を招く事になるのであるぞ。楽な豊かな暮らしは誰も求める事であるが、その中で思い上がりの心を慎み、有難い、勿体ないと感謝の心を忘れてはならぬのであるぞよ。


 金さえあれば何でも自在になると思い、人々の困窮などそっちのけで我身の都合勝手の事をして、道を外れてゆく者が多い今の世であるぞ。

 現実の世は金もいる、それを感謝の心で活かして使い、我も人も共に栄ゆる世を聞かねばならぬぞよ。

 特に、これからの世は共存共生の道を忘れては人類存続も崩れてゆくぞよ。



 て、火水土の四九三しくみを人体にあてはめると、火は心臓、水は肺、土は胃にあたるぞよ。

 肺炎のおこりはひとつに世界人類、水の恵みを忘れ、水を汚しておる事の氣づけでもある事を知らねばならぬぞよ。


 尚これからの世は、神界も世の立直し急ぐから、あちこちに神々発動し、因縁の身魂の者に神示霊示を取り次がせ、人類の改心を迫るぞよ。

 されど、我一人が救世主の如く申す者には氣をつけねばならぬぞよ。ン。


 令和二年二月九日 天橋道士 龍華斎 修聖拝写

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