自立と依存、宗教と言う罠 その2

 今回は自立と依存、宗教と言う罠をテーマにしたメッセージの第2弾となります。ある程度厳しめのメッセージとなりますが、こう言うメッセージこそ大事なのではないかと私は思うのですよね。

 甘いメッセージに酔う段階はもう過ぎたのだとIMO10さんは伝えます。次の段階は外に求めるのではなく、自分で気付く段階です。



 辿り着けないオアシスに行進してどうするのでしょう? それは「死」を意味するのです。地球環境の変動が嫌でも「死」を意識させる事でしょう。その為の準備なのです。宇宙は無慈悲でも暗黒でもなく、「厳しい」のです。ただ、それだけです。耐えて残った者にだけ、より上質な舞台を準備します。

 真実は「求める者にしか」与えられません。そして、求める者には「狂気」に走るほどの絶望と悲観がもたらされる――。絶望、悲観がないのであれば、全く違ったものを見て、聞いて、信じているのです。真実を知るからこそ対応が可能になります。雲を掴むような「嘘」にどう対処しようと言うのでしょう?


 舞台の演者は少なくても構いません。何も地球にこだわる事もありません。自己表現の場所はこの宇宙の至るところにあるのです。

 宗教がもたらされるのは操作の為ではなく「淘汰」の為。精神的な「弱肉強食」がこの宇宙の真実なのです。「お花畑」ではない暗黒のこの宇宙は何を求め、残そうとしているのでしょう?


 この先、強い宗教色に染まり、自発、自立した判断と思考力を持たない者は流されていきます。地球に人口が集中しているのは、この手の染まりやすい人間をまとめて流す為なのです。失敗すれば地球以外の文明世界でやり直せば良い。地球及び人類の進行に対して「妨害」にしかならないのであれば、退場してもらうまでです。

 意識体と言うものはその部分を重視し、観察しています。自身の判断に頼る事なく、安易に巷の情報を仕入れて満足するような人間をまともとは見ないのです。

 お前は「宗教」でもしていろ――そのような判定を下すのです。宗教がどれだけ混乱をもたらしているのか、今の世界を見れば明らかでしょう?


 自身で聞いて確認出来ないからと言うのもありますが、どこかの誰それが~と言っていた、と言う判断しかしていないはずです。つまり、自身で考え、答えを出す事をしていない 。主体性に欠け、自立心が見られない。本当に真実を知ろうと努力する者にしか扉は開かれない――。

 操作する側からすれば、ありもしない、起こり得ない話に時間を割いて、混乱して狂ってくれれば願ったり叶ったりでしょう。つまり、精神的に疲弊し、混乱した者を完璧に奈落の底に叩き落とす為のものなのです。チャネリング自体、否定する者の多くはほとんどが「受け売り」です。


 現実問題として、精神世界を漂うのは正しい方法とは言えません。その情報が虚偽だらけだからです。ある程度自分で基準を決め、基準が出来たのなら、それ以上のものも、それ以下のものも受け付けない事です。虚偽をバラ撒くのは真実を探させようとして、その実、真実、事実から目を反らし、遠ざける為です。


 プレアデス、オリオン、シリウス、ベガなどを美化して、嘘で誤魔化したのは別のグループです。事実、その事によって宇宙に関心を持った人も多いのではないでしょうか? お花畑で終わって良い人と、それ以上を知って貰わねばならない人――この手の情報通は完全に後者です。もう、戻れないでしょう?

 後者の人は、情報の「質」で考える事が出来れば追求の余地はあるでしょう。つまり、誰が発信しているのか? と言う事です。

 これは、その人を裏で操っている存在を突き止めて発信目的を暴くと言う事でもあります。この手の情報に精通していれば、自ずと情報の「質」は自然と上がっていく事でしょう。


 ご存知の通り、甘言やお花畑の説明は今の時代にはマッチしない、言わば時代遅れの「古典」と言う事になります。ベテランになると、ちょっとやそっとの物言いでは納得もしなくなりますし、信じなくなります。それはそれで前進と言えるでしょう。

 つまり、何も分からないと言いつつ、ある程度自立思考で結論を出せるまでに情報の蓄積が進んでいけば合格と言えるのです。怒りや報復と言った戦争に直結するような想念操作に影響されず、先入観や固定観念を捨て去る事が出来なければ、正確な記憶の引き出しは出来ません。


 誰も信じてはいけません。自身が確実な情報源になる以外に方法はない! これを痛感しなければ、流され組の仲間入りとなってしまいます。そう、私達でさえ信じてはいけません。ますます先が見えなくなり、身ひとつで進んでいかなければならないと言う事が骨身にしみて分かるようになると思います。

 誰かが悪いと非難しても何も始まらない、終わらない。悲観しても意味がない……。何も信じられるものがないのであれば、自身の勘と感情、精神に頼る以外にないと言う事です。


 ただ、多くの日本人である皆さんには正しい情報を見分ける感情のセンサーが組み込まれていてます。これは鎖国時代に発酵食品で遺伝子改造をした成果と言えるでしょう。味噌、納豆、梅干、漬物などで好戦的なバグを修正され、従順な仕様にされたのです。例えば、大阪人が他県の人と性格が違う理由は、味噌や納豆を食べる習慣がないからです。

 大事なのは日本人の場の空気を読む力です。空気を読めない外国人観光客……宗教に依存する外国人……。疑わしいものには違和感を感じるようになっているのです。え? と思うものにはNGを出すようにしていけば、それほど迷う事はありません。


 ある程度出来るようになった後は、「聞かない人」に徹する事です。基本は自立ですので、「自分で考え、行動出来る事は自分でする」を鉄則にして、滅多な事なしには聞かない人になる事です。私達は援助出来る事は援助します。ですが、自立を求めている事もお忘れなく。

 聞きたくなるのを我慢すると言う姿勢は賢明なのです。自力で何とかしよう! と決めた時に、人間の封印されていた能力が開かれる仕組みです。巷の精神世界で何かを聞いたから、受けたからどうにかなるものではないのです。常に自分の現実を見つめ、自分に厳しくある事は必要です。


 また、封印された記憶や能力は「真実の情報」がパスコードの働きをするので、このような情報に精通していれば覚醒は近いと言えるでしょう。

 理解していると思いますが、巷の情報に真実はありません。そのような外側の情報ばかりに囚われていても覚醒は遠のくばかりです。



 如何でしたでしょうか。こう言うエッセイを書いておきながらアレですけど、ある程度分かってきたならこの手の情報を外に求める事は卒業すべきものなのかも知れません。情報を仕入れても鵜呑みにはしない、自分の中でこれが正しいと思った事だけを受け入れる、常に判断は自分で行う、と言うスタンスが大事なのでしょう。

 つまり、誰彼のせいにせず、自分で責任を持つと言う事なのでしょうね。私はそのように受け取りました。


 勿論、このメッセージをどう判断するかは読んだ人それぞれに委ねられています。私の言葉に左右されず、読んだ人それぞれが独自の解釈をして欲しいと思います。信じるも信じないもあなた次第なのですからねっ!

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