この地球に山や森は存在しない

 ええと、すごく衝撃的なタイトルなのですが、そう言う名前の動画があるのです。

 興味のある方はご覧ください。前編、後編共に各40分程度の動画です。


(前編)

 https://www.youtube.com/watch?v=aW14RAJ35vs

(後編)

 https://www.youtube.com/watch?v=z7gPiXTXrak


 動画は他にも関連のものがありますが、まずはこの2つを見れば十分でしょう。


 さて、動画を見ると分かりますが、この動画、中々本題に入ってくれません。わざと時間稼ぎをしているのではないかと思えるほどです。なのでいきなり本題を書きますが、つまり、この動画が言いたい事は――


 昔はものすっげえでっかい巨木が存在したんだゾ!


 と言う事なんですね。今の木々はそれらの比べたら小さい小さい。今の森とか山とかは、言ってみれば水たまりを海だと言っているようなものだと。そう言う事を言っているんです。


 世界各地に点在する巨木の切り株のような地形、あれこそが本当の木だったんだよ。と、動画の製作者は訴えます。そう言う考えに至った各種の証拠を紹介しながら。

 そんなバカなって話ですけど、オカルトでもよくありがちなトンデモ論のひとつと割り切って見てみると中々に面白い作品です。音楽も映像も演出も凝ってますしね。


 動画の内容は大昔に世界樹のような全長数キロにも及ぶ巨木があったと言うだけに留まりません。それらの巨木は宇宙人が切り倒したのだと断言しています。超資源惑星だった太古の地球は宇宙人開拓者によってぜ~んぶ伐採されてしまったんだそうです。今の地球は宇宙人達が取り尽くした後の資源スカスカになった星なんだそうですぜ。


 ま、動画の内容が真実かどうかは分かりませんよ。信じるか信じないかはあなた次第ですってヤツですナ。あまり目くじらを立てて否定しちゃうのは野暮ってものです。エンターティメントですよ、ええ。


 他にもグランドキャニオンはそう言う宇宙人達が地球の資源を根こそぎ採掘した跡だとか、富士山みたいな典型的な形の山は超巨大木を切り倒した時に出来た残骸を積み重ねた痕跡なのだとか……この辺りが山が存在しないって事の根拠に当たるのかな。動画を見ていると、よくまあ思いついたなと言う説が次々に語られます。


 それから何故か突然1816年に核爆発が起こったと言う説が語られたりもします。ただし、誰がどうやってと言う事には全く触れません。果たしてこの説を同じ動画の中に入れる必要があったのかと疑問にすら思います。

 本来テーマの違うネタは分けるべきなんですけどね。それまでの話の流れとほぼ無関係ですし。何故そのネタをこの動画に入れたのか、謎です。


 関連動画を漁っていると、この動画はある思想に沿って作られたのではないかと言う想像が働きます。それは宗教的なものです。飛鳥昭雄氏の語る話にモルモン教の教義が色濃いようなそう言う感じ。つまりはそう言う事なのだろうなと私は推測しますねえ。真相がどこにあるのかは分かりませんけど。


 と、言う訳で今回はネタとして楽しんで欲しい動画の紹介でした。もう一度書きますが、信じるも信じないもアナタ次第ですヨ。

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