第13話 途切れない前髪

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 これは僕が実際に体験し、起きてすぐにメモった悪夢です。


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前髪がうざったい。


なので、前髪をかきあげる。


だけど、かきあげても、かきあげても、前髪がある。


かきあげたものがまた降りてくるのではなく、ずっと前髪がそこにある異物感と違和感。


なんでこんなに前髪がある!?


鏡を見る。


髪の長い女が、後ろから僕に髪を垂らしていた。

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