その30-3 パーカス大作戦への応援コメント
とうとう時任登場ですね。やっとカッシーの活躍が始まりそうです。前回は最後までは読めなかったのですが、どんどん強くなっていく彼らが、最終的にどういう戦い方をするのか、非常に楽しみでした。
作者からの返信
片山様
いつもコメントありがとうございます。
やっと相棒の登場まで書けました。長かった。時任ですが、10年前と比べて少し性格を丸くしております。ですが基本設定は変えていません。これからカッシーとのコンビプレイを描けていければなと思っております。
その28-2 商人の誇りへの応援コメント
なんというか、奴隷制の恐ろしさが良く分かりますね。普通の異世界転生だと、わりと平然と主人公が奴隷を買い、それが第一ヒロインになったりしていますが。主人公が大概自分に価値を感じない人なので、それくらい自分を下げている人でないとくっつかないという事情もあるみたいです。
普通に考えて、一人の人間として生きていきたい人にとっては、そんな身分は、辛さしかないわけですよね。かのーの帰国子女っぽさが、うまく出ている回だと思います。
作者からの返信
片山様
コメントありがとうございます。
奴隷は異世界ファンタジーの王道的な要素ともはやなってますね。
実際のアメリカや中世の歴史を紐解くと奴隷制度も意外とピンキリだったようで人権を保証されていたり、必要な労働を果たせば解放されるといった時代もあったようです。
ですが本作はその設定上、とある小さな女の子の想いとリンクした異世界なので、小さい子が考える奴隷のイメージってどんなもんだろ?と考えた結果、いかにもテンプレート的な奴隷の扱いをしている世界設定としました。
なので、カナコやアリが奴隷という制度に対して抱く葛藤や怒りは、リアルで起きた奴隷解放運動などの思想とはやや違っていて、どちらかというと、江戸時代の士農工商や、地方にあった郷士・上士等の身分によって生まれる差別に対する、ジレンマや怒りに近いものです。
その26-1 勝負師の一計への応援コメント
モッキーはハードボイルドが似合いますね。普通の異世界転生だったら、たった一人ですべてを解決する役回りかも知れませんね。
そんな彼でも先輩のことや仲間のことを大切にしているのが、この作品らしいと思います。
作者からの返信
片山様
コメントありがとうございます。
音オケの部員は皆かなり濃い性格をしていますが、今回のように異世界に飛ばされた際誰にも頼らず一人でも生きていけるのは、恐らくモッキーとこーへいだけではないかと私も思います。
この二人は自分の中でもお気に入りで、いくつか元の世界で起きたエピソードもストックしているので、時間があればスピンオフ作品を書いてみたいと考えております。
編集済
その15 俺も参加できねー?への応援コメント
昔読んでたとき、エリコ→チョクで考えてたような気がします。しかし、この構図だと、エリコ→チョク→マーヤとなり、マーヤとエリコが親友という典型的な三角関係になってしまいますね……。
※返信を経て
すいません、誤解を招いてしまったみたいです。
おっしゃる通り、エリコとチョクは普通に考えてただの腐れ縁でしょう。ただ僕はカプ厨っぽいところがあり、気の強い女性と弱い男性という組み合わせは良いなと思ったから勝手に妄想しただけです。後、エリコが本当にマーヤと三角関係になってしまったらどうするのかなとか。
それだけ魅力的なキャラだってことです。すいません。
作者からの返信
片山様
またコメントきてるー!ありがとうございます。
エリコとチョクの関係は、勿論主従関係が大前提にありますが、何十年という付き合いの中で築かれた腐れ縁ともいえる、男女を越えた友情の関係にあります。
親分肌で面倒見がいいエリコは、何やかんやで陰ではチョクのことを気にかけているという描写を所々で目指したのですが、それがチョクに対する恋愛感情に見えてしまったのだとしたら、私の力量不足です。申し訳ない。
ちなみにエリコが結婚相手に求める条件は『自分より強いこと』なので、相手が見つかるまでまだまだ時間がかかりそうです。
※返信への返信
>それだけ魅力的なキャラだってことです。
ありがたいお言葉です。それだけで頭頂部の毛根が活性化しそう。
カプ厨でもなんでも、自分の作品でそこまで想像して楽しんでいただけるのは、作家冥利に尽きるというものです。感謝致します。
その35-4 まだゲームは終わってないへの応援コメント
ブスジマが持ってるのは、何の銃なんですかね。税理士が居たり、登記制度がちゃんとしてたり、結構近代化が進んでますよね、この世界。
作者からの返信
片山様
コメントありがとうございます。ブスジマが使っている銃のイメージは鉄筒に火薬を詰めて鉄球を飛ばすだけの、かなり原始的な擲弾銃(グレネードランチャー)です。我々が目にする銃と比較して射程距離も短く、弾速も肉眼で捉えることができる程度の速度しかでません(それでも相当早いですが)銃というよりかハンディサイズの小型バズーカのようなものです。管国で製造されたものの盗品という設定となっています。
なお、作中ではあまり関係ないので突っ込んで書いてませんが、オラトリオ大陸での銃の認識は、諸外国との貿易を通じてマスケット銃相当のものがようやくぽつぽつと普及しはじめた程度で、飛び道具といえばまだ弓やボウガンを連想する者が多い――といったレベルです。
兵器の近代化においてこの大陸は他国と比べ大分遅れています。時任が劇中で「種子島」と銃について言及している場面がありますが、既に他国では銃が弓矢に代わって普及しており、スタインウェイでは元込銃や薬莢付弾丸が開発されている――という設定です。
税理士ですが、これは書き方がまずかったかもしれません。イメージ的には会計業務を務める者を指してそう記述してしまいました。
パーカスは自治が認められており、かつ諸外国との貿易も盛んに行われているので、金銭に関わる対外的なトラブルを防ぐため弦菅にはない独自のルールが存在している――という設定の延長で割と近代化したシステムを登場させていますが、今後自分の首を締めないように気を付けるようにいたします。