「ルル」

煩先生

 

恋が咲き渡る

鮮烈な盲唖は

心拍に歓喜し

多幸を祈った


必然の演劇が

不実も神託し

眩しい名残で

存在を護った


夜が踏み躙る

敬虔な無罪は

追憶に沈下し

末路を辿った


有限の痛覚が

夢想も透析し

斉しい星位で

廃滅を語った

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「ルル」 煩先生 @wazurai

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