グレート・ゲーム
@vermouth_elementary
Prologue ;back
プールのなかを、まっすぐに線を引くように泳ぐ。
他に誰もいない、静かなプールを。
そのうち、縁に手がつき、軽く息を吐いてからプールからあがった。
椅子においてあったタオルを肩に掛け、少し広めのテラスにでる。
気温はぬるく、時折頬を吹く風が心地よい。
もう既に夜であった。
背後で、プールの水がちゃぷんと揺れる音がした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます