第71話:20億よ。信じられる~
「やぁ、オバ……、美園さん」
兄貴も途中で言い変えた。
まさか美園がいるとは考えなかったのだろう。
「ごきげんよう。シンイチさん」
リビングへ来ると兄貴はソファに座った途端、
「わかってンのか~? シンジ❗❗
爺~さんが再婚したら、どうなるのかぁ」
いきなり切り出した。
「ええ、20億円取られるって言うンでしょ。その後妻業の女に❗❗❗❗」
「そう」美園が頷いた。
「20億よ! 信じられるゥ~…❓」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます