第18話:資産家のジーさんの話

 めくるめくような快感がボクの下半身を支配していく。


「そういえばシンジのご両親、亡くなっているのよね」


「え、ええェ……どうして、それを」

 声が掠れていた。何とか我慢しないといけない。


「だって有名じゃない。シンジのお祖父様。

 資産家で」


「ええ、まぁ……😳💦💦」なるほどジーさんの話か。だいたい大人はボクにジーさんの話を振ってくる。


「じゃ、今は、お祖父様と二人で暮らしているの」


「いや、ジーさんも仕事の関係で東京にいるから」

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