第20話 エンディング

春、もう太郎さんが冬眠から目覚めてもいい頃だ。僕は、いつ太郎さんが戻ってきてもいいようにしている。

ここのところ毎日ビッグマックを買って食べている。この調子で食べているとメタボになってしまいそうだ。

外出中は、庭のテーブルにはビッグマックの箱をおいている。しかし、いつまで待っても太郎さんは戻ってこない。

太郎さんが居ないか確かめるために、窓を開けると、春の気持ちよい風が入ってきた。

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