現代に蘇った特攻隊員、海村雄吉。現代を生きる同年代の海村雄大。雄吉は現代の日本見て何を感じたのだろうか?何を言い残したかったのだろうか?雄大は平凡に生きてきた事が、雄吉に出会い大きな何かを気付かされた。たった9日間で70年から蘇った海村雄吉が伝えたかった事…同じ若き日を辿った出来事や、感情が70年前と今で何が違ったのか?そこには同じものがあった!ということも分かる小説になっています。大変、描写がうまく使われています。是非一度読んでください。