幼馴染の君がアイドルになった

うすしおポテト

あの夏に向かって

第1話 今となってはあの夏

暑い.....暑い.....ただただ熱い

昔はよく夏休みハーレムしていたが今はただただゲームをしている毎日

昔は盆になるとみんな集まったが今は祖母祖父の家がばれると迷惑がかかってしまうからと来なくなっていた

もう画面の中の存在になってしまった

メールも忙しい彼女には面倒だろうとほとんど送っていなかった

ん?メール?

彼女たちかなと淡い期待を抱いたがそうではないようだ

(今から秋葉行こうぜ

どうしてだ?

(暇だから

外熱い

(お前が某アイドルの知り合いであることを書き込みますがよろしいですか?

(yes or No

 NO すみません お供させていただきます

(おkいつものメイド喫茶で待ち合わせで 

おk

彼の名は

 もとした たくや   本下 拓也

高校からの友達だ、俺がアイドルの幼馴染であることを話した唯一の親友である

幼馴染の事がばれそうになった時うまくやってくれるのでとても助かっている

趣味もほぼ一緒なので休日もオンラインで遊んだりリアルで会うことも多い


ささっと準備を済ませて家を出る あちい

秋葉まで切符を買い電車に乗り込む

昔はたのしくてたのしくて外をずっと眺めていたが今はもうそんなことは

ことはないただスマホを眺めるだけだ

やっぱりもう昔とは違うのかな


駅に着き待ち合わせのメイド喫茶に入る

お帰りなさいませ ご主人さま~ いまだにこの挨拶は少し気恥しい

えっと、本下さんはいるかな?

あいつはこの店にほぼ毎日通うため顔も名前も覚えられてしまった

なんてやろーだ

ご案内いたします  とびっきりの営業スマイルで僕を案内してくれる

ごゆっくりどうぞ

そうゆうとどっかに行ってしまった、当たり前か

「よ、本下」 


「おお、きたか我が同士よ 座ってくれ」


「んで今日はどうした?」


「いやー面白いラノベないか一緒に探しに行こうとおもってな」


「なるほどおっけ、俺も今期のアニメ見終えて暇だったから」


みせをでて購入特典がつきやすそうな店でラノベを探していく

ネットの評価を見ずに、これだとゆう一冊に会えた時の感動はとても大きい


「たまにはギャルゲーでもやったらどうだ」


漫画かラノベがもとになったゲームを見せてみる


「いやいい」 

「なんでだ」 

「メイン攻略すると、やるきなくすから」

「なるほど」


様々な店をあさりなかなかいいものがかえた

街中を歩いていると


「お、がんばってる」 


見ると幼馴染の一人


 はるかぜ ふゆか  春風 冬香


落ち着いた感じで 優しく いつも笑顔だったのを思い出す

だが今では大きなモニターでみんなに笑顔をふりまいている

僕はどうしても、いや普通かもしれないが彼女の笑顔を

独り占めしていたかったまあ、彼女がその道を選んだのなら仕方ないか


「今となってはギャルゲーでしかこうりゃくできないな」


本下は少し驚いたか反応が遅れたが


「まあ今の俺達には二次元の嫁がいるだろ」


「悲しいなぁ・・・」


とか言いながら笑いながら帰った

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