第3話 世界観を埋める
どういう話なのかが決まったところで、世界観を決めます。
ざっくりでもいいんですが、ここでしっかり決めると資料集めが捗るので、できるだけきっちりしておきたいところ。
女性向けファンタジー(ヒストリカル風)を書くなら、
・19世紀イギリス風(ヴィクトリアン)で、1840年代を基準に
と入れてます。(一例です)
なお、こうして書いておくと、イラストの発注をかけたときの齟齬が減ります。
特に西洋・欧風世界観の話の場合、ドレスがたくさん出てくるのですが、時代によってシルエット(デザイン)が大幅に変わるので、こういう基準があったほうがイメージの共有がしやすいのです。
他のアイテム、例えば馬車とか建物とかも検索がしやすくなるので、時代や国のイメージを決めておくと後々役立ちます。
あとは、生死観などのリアリティレベルを、ざっくりでいいので基準を設けます。生死観まわりは宗教観に近いかも?
魔法があるなら、どの程度の人が使えるのか、身近なのか、特権的なのか、等。
異種族が登場するなら、それらと主人公サイドがどんな関係なのかも添えています。
そうやって、作品全体の雰囲気を決める、という感じですね。
世界観の項目を埋めつつ、固有名詞の項もボチボチ入れておきます。
世界観で使った固有名詞を忘れるといけないので(でも、よく抜けるんだ……)
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