5㌻目「好き嫌い」

あの人が好き、


あの人は嫌い。


いじめとはそれが発展したものだと思う。


何かと文句をつけ、それを気に入らないとし、


言葉・暴力を武器に振りかざす。


見ていて気持ちのいいものではないし不快だ。


そういった場面に遭遇したとき、


正義感の強い人でなければ立ち向かえないだろう。


真っ先に自分の心配をして逃げ出す。


当たり前なのだ、自ら怪我をしに行きたい人などまずいない。


リスクが大きすぎるから。


正面切って立ち向かいに行かなくてもいい。


怖いなら逃げてもいい。


何か小さなことでもその人のためにできないだろうか。


ちりも積もれば山となる、の如く。


小さな一歩でもいずれは大きな一歩になるのだ。


自分の周りの人くらい守ってみようとすることは


きっと自分を成長させるだろう。


逃げて罪悪感を背負うくらいなら、


先生にでも、親にでも、誰にでもいい。


SOSのサインを出してほしい。


あなたの精一杯の勇気で。


そんな風に思う。

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