壊れたおっさんの物語

@tomato197775

第1話 朝の戦い ~声が聞こえる

いつもの起床時間に起きて少し布団で僕は休んでいる。

そうするといつも聞こえてくる幻聴が僕の脳内で話しかけてくる。

僕もだいぶと落ち着いて脳内から聞こえる声と外から聞こえる音の区別はつくようになっている。戦ってはいけないのだけど僕は争う事にしている。

幻聴 消えろ

僕 うるさい

幻聴 うるさいのはお前だぼけ

僕 静かにしてくれませんか?

幻聴 誰に物をいっているんじゃ なめとったらあかんぞ はよ消えろ

   お前は消えるべきゴミだ。

僕 心の中で絶叫する。そうじゃない。生きていたい

幻聴 早く消えろ、ごみ!

僕は少し涙目になっていた。負けたらいけない。なんとしても戦おう。

そう思うと僕は布団から出て朝食を食べるべく布団から出る。

朝食後の薬を飲めば楽になるはずだと思う。

                             続く   

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