全てがなくなる瞬間に
織乃 颯
第1話
その日全てが消え去った。
私が長い時間書き上げた物語。
書き残さないともう二度と書けない物語。
誰も知らない物語。誰にも伝えられない心の内の物語。
書こうとしても、もう二度と振り返ることが出来ない。絶対の物語。
そう、もう二度ともどらない。
振り返ることができない。振り返ろうともできない。
全てがなくなる瞬間に、私の心の内の一つも消え去ってしまうのだ。
全てがなくなる瞬間に 織乃 颯 @satu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。全てがなくなる瞬間にの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
小説を書くにあたって/織乃 颯
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
精神障がい者の日記最新/羽弦トリス
★54 エッセイ・ノンフィクション 連載中 502話
創作記録最新/千織
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 17話
とっしーの一言最新/捨石 帰一
★16 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1,699話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます