ファッション
「んじゃ、次!服~」
ユウキの今の服装と言えば、こちらに来た時のまま
別に好きな服だから、良いのだが…違う服も持っていたい
マップで探さなくても、家具屋の近くに服飾店を発見した
リーシェ通りでは、色々なお店が立ち並んでいて
商店街のような感じだ
「えーっと、服~…」
ココの世界の人はあまり重ね着をしていない
なので、陳列されている服も、簡単なTシャツのような物
簡単ズボンやスカート、そしてワンピースが主流だった
単色が多く、あまりカラーバリエーションも無い
「…う~ん…」
値段は2000セレスくらいだが
デザイン的に、買おう!!と思わせる物がない
「…ダメだ…僕の趣味に合わない…」
ガッカリ…と肩を落とし店から出てくるユウキ
(服もメイキングかな…)
ため息をつくユウキが次に向かったのは、時計屋さん
これは、お店で買わないとダメである
「うわぁ…色々あるなぁ…」
壁掛け時計に置時計などなど、色々なデザインの時計が置いてある
ユウキは、その中で水色のシンプルな壁掛け時計と
青と緑が混ざったような色の置時計を選んだ
値段は、壁掛けが1500セレス、置時計が1000セレスだった
お金は足りるので、迷う事なく買い一度自宅に戻る
「キッチンと、寝室に時計設置して…
タオルは洗面所と流し台のとこに置いといて…
あとは、食器類とかタワシは、引き出しに入れて
調理道具は、コンロのトコにおいとこ」
買って来た物をさっさと片付ける
「よし!これで、時間が分かるぞ!
今が丁度20時か…まだ、午前中なんだな…」
何時に起きたのか分からないが…意外と時間は残っていた
「よーし、ギルドに行って仕事するか!」
ただいま残金が2870セレス
あまり余裕があるとは言えない
これから、また必要な物が出てくるかもしれないので
ある程度お金は持っておきたいところではある
「何の依頼があるかなぁ~?」
ギルドに行くと、まだ人はまばらで
ランクIの依頼も沢山残っている
「ふふ~ん♪これは、なかなか儲けられる予感♪」
採集系の依頼は、手持ちの物と合えば、一瞬で終わる
討伐系も、30分あれば達成できる
これを機に、知らない所にも挑戦してみようかとも思う
「えーっと…これと…これと…」
まずは採集系の依頼を6件、討伐を3件とりカウンターへ向かう
そこには、今日も今日とて受付のお姉さんがいる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます