日用品
「あと、服も欲しいな…あ、洗濯機…ぜってー無いわ…」
そんな事をブツクサ言いながら家を出る
外は明るく、道行く人はまばらだが1日は確実に始まっていた
「あ~…あと、時計も調達しないとな…」
ユウキのイメージでは、24時間用の時計が出てくる事は確実である
「日用雑貨とかは…うん、道具屋かな!」
マップで確認すると、昨日寄った魔法道具の店の横に雑貨店があった
そこの方がありそうなので、そこへ向かう
昨日来た店の横なので、すぐに見つける事が出来た
ドアを開け店内に入ると、中は色々な商品が並んでいた
(タオル…食器…コップ、ナイフ、フォーク、スプーン…観葉植物…
フライパン、ナベ、フライ返し・お玉…あ、タワシある!
けど、洗剤系は無いねぇ…)
とりあえず、必要になる物を手に取っていく
「えーっと…タオルは…10枚くらいは欲しいよね…
それから、お皿とコップ…ナイフとフォーク、スプーンは2つ
ナベ、フライ返しとお玉と、タワシ!も各1つで…」
必要な物を手に一杯抱え、お店の人がいるカウンターに持っていく
すると、店員さんは計算を始める
ギルドにあるようなパソコンを見ながら、作業している
「合計で2310セレスになります」
「はい、2310セレスね」
「ありがとうございます」
ユウキは、商品をインベントリに突っ込むと、店を出る
この世界では、基本的にバッグに詰め込むので、袋という物が存在しない
「残りは5370セレスか…
家具の値段見て…高そうなら、先に服買うか…」
マップを開き、近場の家具屋を見つけて、値段やデザインを見ていく
「ん~…やっぱ、家具は高いなぁ…」
ユウキの呟きももっともで、テーブル1つが2000セレスだった
まぁ、作ってる側からすると、打倒な値段なのだろうけど
「まぁ、この辺は作った方が良いな」
デザインも凝っているわけではなく、ただ木を切って組み合わせただけだった
なので、買わないと…という気持ちは無く
メイキングで出してしまおう…と思うのだった
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