スキル獲得と次のターゲット

「えいっ!…はぁっ!!」


ひたすら剣を振り回し、スライムを倒していくユウキ

どのスライムも例外なく、一撃で倒される

武器も重すぎず、ユウキの手に馴染んでいた

そして、剣を初めて扱うユウキだが、運動神経抜群なので、難なく扱っている


☆スキル:剣術を獲得しました☆


スライムを10匹倒した頃には、剣術のスキルを獲得し

剣の扱いに磨きがかかった


「おぉ!さっきより剣が使いやすいぞ!

 なるほど、スキルを獲得したからか!」


ユウキは、そのままの勢いで30匹を倒し…


☆スキル:剣術のレベルが1上がりました☆

―討伐(スライム30体)<残り3日>をクリアしました―


という文字がスッと目の前に出てくる


「お!じゃあ、討伐はクリアだな!

 このまま、ついでに狩ってしまおう!」


勢いそのままに、ユウキはスライムの群れに突っ込む

しかし、ノンアクティブなので攻撃はされず…

そして、攻撃すれば一撃…

ものの10分ほどで65匹のスライムを討伐する事が出来た

その間に剣術スキルは1上がり、剣術スキルのレベルは2になっている


◇剣術◇

剣を使って戦う事が出来る

剣を扱いやすくなる

レベルが上がるごとに、出血効果がつく確立とダメージ数値が高くなる


「出血効果ってあれだよな…

 血流してるから、地味にダメージくらうやつ…」


剣なので、確かに切れるだろう…


「いや!攻撃した時点で、フツーに出血してるやろ!!!!」


ユウキは、意味も無くスキルの説明にツッコミを入れる

そして、それに反応する者は誰もいない

何故ならば、ユウキ1人だから…

スライムさえいないから…

まぁ、スライムは反応などしないのだが…


「はぁ…とりあえず、ドロップ品回収~」


素早くドロップアイテムを回収して、数を見る


=獲得物=

スライムの核:40個

魔石:22個

体力草:50個

お金:500セレス


沢山のアイテムをインベントリに突っ込み

ギルドカードの依頼詳細から、ブラウンボアの分布マップを開く

ターゲットの生息地である1つは、今いる所から少ししか離れていなかった


「なら、このままレッツゴー!」


体力はあるし、基本的にダメージをくらっていないユウキは元気だった

疲れなんて感じていない…という雰囲気だ

そのため、休憩などはさまずに、次の場所へと移動を始めた

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る