刹那な光。
自分の好きなものに縋り付くように耐え、過ごす毎日に嫌気がさす。
そんな感情さえも消してくれる存在の人が現れた。
実は産まれてから19年と11ヶ月が過ぎようとしているが未だ恋をした事がない。
いつもかっこいいなと思っても目の保養止まり。
自分に自信はないし、一緒にいてもらうのが申し訳ないから。
そんな事は置いといて。
その人は功利主義を持ってる私のことを大切にしてくれた。
「泣いていいけど側で慰さめられる時に泣いてね」とメッセージをくれた。
5人姉弟妹の2番目で上は自由奔放なので実質的には一番しっかりしなくてはと、張り切って周りの事ばかりしていた。
こんなヤツを優しく包んでくれる人がいるとは思わず読みながら泣いていた。
もし、他の人にも同じ事を言っていたとしても素直に嬉しかった。
その人に対して驚いた事がある。
前にその人を思って「金ヅルって思われてもいいや。自分は好きだし。」とツイートした。
そうしたら急に「僕は好きだって言ってくれて味方でいてくれる人がすごく大切で、金ヅルだなんて1ミクロンも思いたくもなくて、そんな言葉を大切に思う人自身にも周りにも言わせないバンド、バンドマンになりたいのです。絶対に売れてやるって思っているし、売れたとしても、それでもいつまでもちゃんと寄り添えるような身近な存在でありたいのです。あー なんだろ上手く言えないや、、何というか、、バンドマンとしても、1人の人間としても身近でありたいのです。」とメッセージが来た。
驚きと嬉しさで涙が溢れた。
その人には違う人の事だとはぐらかしてしまった。
けど「僕はこういう人間で在りたい。」と返事が。
その日は涙が止まりそうになかった。
何故そんなに私のことを考えてくれるのか気になる。
心配をかけてしまうのが申し訳なくて。
人に頼る行為を避けて来たせいか素直になれない。
そんな自分に嫌気がさした。
そんな日々の繰り返し。
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